レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年12月13日
- 登録日時
- 2023/05/19 14:58
- 更新日時
- 2023/12/27 11:02
- 管理番号
- 2022-0112
- 質問
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解決
①昭和12~20年の終戦までの主なできごとが記載されている年表がほしい。省庁等が発行しているものが望ましい(教科書は不可)。戦中、国内で食糧や物資は不足していった状況、空襲が激しくなっていった状況等、暮らしに関わる内容がまとめられているとよい。
②昭和12~20年にかけて、労働力が不足していく状況(学徒等の動員、中国・韓国人等の徴用)がわかる統計。
- 回答
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①
以下の事例を参照。
レファレンス協同データベース
「公的機関が出版している戦前、戦中に関しての年表を探している。(昭和館 図書室)」
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000333193
②
『昭和国勢総覧 下巻』
p510・511「17-参考9 陸軍に動員された朝鮮人、台湾人(昭和14~20年)」「17-36 戦時下の勤労動員(昭和14~19年度)」「17-37 終戦時の勤労動員状況(昭和18年8月15日)」「17-38主要産業への徴用工(昭和14~20年)」「17-40学徒動員の状況(昭和19,20年)」
『日本戦争経済の崩壊』
p175「付表 C-7住要産業に於ける徴用工」1939年~1943年の徴用数あり。
p177「附表 C-11 学徒動員数調 1944年10月」1944年10月、1945年2月、1945年7月の数字あり。
p176「附表C-8 内地渡航挑戦契約労働者数」1939年~1945年の数字あり。
『戦時下朝鮮人労務動員基礎資料集 1』
p181「開所以来成績表(其の一)」(京城職業紹介所発行資料に基づく)
大正11年から昭和14年までの求人数、求職者数、就職数が内地人と朝鮮人別の記載あり。
『太平洋戦争下の労働者状態』
p29「第6表 学校別仕事の種類別の学徒動員数」、p30「工場・鉱山における正規の従業者に対する朝鮮人、中国人および捕虜労働者の調査」、p36「労働人口の配置と構成」~
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (351 8版)
- 経済政策.国際経済 (333 8版)
- 労働経済.労働問題 (366 8版)
- 参考資料
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- 『昭和国勢総覧 下巻』東洋経済新報社 東洋経済新報社 1980.11 (351/Sh97/2 開架参考 000025300)
- 『日本戦争経済の崩壊』アメリカ合衆国戦略爆撃調査団 日本評論社 1950.06 (333/A44 閉架一般 000003278)
- 『戦時下朝鮮人労務動員基礎資料集 1』樋口雄一 編集・解説 緑蔭書房 2000.07 (366.11/H56/1 閉架一般 000040318)
- 『太平洋戦争下の労働者状態』法政大学大原社会問題研究所 編者 東洋経済新報社 1964.10 (366/H91 閉架一般 000036814)
- キーワード
-
- 太平洋戦争
- 終戦
- 戦中
- 物資
- 空襲
- 労働力
- 学徒動員
- 徴用
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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『完結昭和国勢総覧 第1巻』東洋経済新報社 編者 東洋経済新報社 1991.02(000036670)
『完結昭和国勢総覧 第2巻』東洋経済新報社 編者 東洋経済新報社 1991.02(000036671)
『完結昭和国勢総覧 第3巻』東洋経済新報社 編者 東洋経済新報社 1991.02(000036672)
『労働統計実地調査報告 第7巻』内閣統計局 編者 東洋書林 1991.03(000033338)
『労働統計実地調査報告 第8巻』内閣統計局 編者 東洋書林 1991.03(000033339)「産業(小分類)別応召労働者」の統計があるが、昭和13年の数字のみなので、変化はわからない。
『労働統計実地調査報告 第9巻』内閣統計局 編者 東洋書林 1991.03(000033340)
『労働統計実地調査報告 第10巻』内閣統計局 編者 東洋書林 1991.03(000033341)
『労働統計実地調査報告 第11巻』内閣統計局 編者 東洋書林 1991.03(000033342)
『戦時下朝鮮人労務動員基礎資料集 4』樋口雄一 編集・解説 緑蔭書房 2000.07(000040321)
『労働行政史 第1巻』労働省 編者 労働法令協会 1961.03(000036659)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人 団体
- 登録番号
- 1000333320