レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年07月25日
- 登録日時
- 2023/07/25 13:56
- 更新日時
- 2024/03/20 16:59
- 管理番号
- 2023-0033
- 質問
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解決
戦前、女性は主にどのような職種に就いていたのか、また戦時中は男性の出征などで人手が不足し、代わりに女性が労働の担い手として職に就くことが増えていったと思うが、女性の就業状況がどのように変化していったのか知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介。
『婦人職業戦線の展望』p145~「職業別に観たる職業婦人」戦前職種が列記されている。
『職業婦人の五十年』代表的な職業婦人が列記されている。
『女子の職場配置』戦中の職種あり。
『男子就業禁止と女子動員』「男子の就業制限禁止」に関する当時の解説。
『女性労働の日本史』p48「⦿近現代 女性たちはどこで、どのように働いてきているだろうか」明治時代からの記述あり。昭和時代はp54「②一九三〇年国勢調査から」に記述あり。
『夢と希望と困難と』p3「職業婦人のおもな職種一覧」典拠あり。p10「男子の就業禁止」
『戰時における婦人勞働者の状態』p13「女子にとつて可能、不可能な作業分野」
『婦人年鑑 2 昭和11年版』「職業界」の項目に東京市職業紹介所の女子紹介状況などあり。
『婦人年鑑 7 昭和19年版』「第二部 婦人に關する戰時諸政策とその進展」の項目に勞務動員と婦人などあり。
『戦時期日本の働く女たち』p29-35 1920年代から1930年代の女性の就業状態の変化について記述あり。業種別割合の表あり。
p53「1939年5月の中央賃金委員会の第二回総会では、…熟練工の確保が難しくなる中の打開策として、女性や子どもを熟練工に変わる労働者として育成することが考えられたのである。」とあり。
p54-57 戦時期の女性の労務動員に関する政策(年表)あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 労働経済.労働問題 (366 8版)
- 参考資料
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- 『婦人職業戦線の展望』東京市役所 編者 白鳳社 1932.01 (366.38/To46 閉架一般 000045686)
- 『職業婦人の五十年』西清子 著者 日本評論新社 1955.11 (366.38/N81 閉架一般 000026580)
- 『女子の職場配置』狩野広之 著者 東洋書館 1942.11 (366.38/Ka58 閉架一般 000036912)
- 『男子就業禁止と女子動員』海老塚政治 述 三和書房 1943.11 (366.1/E15 閉架一般 000049989)
- 『女性労働の日本史』総合女性史学会 編 勉誠出版 2019.03 , ISBN 9784585222354 (366.38/So28 閉架一般 000064523)
- 『夢と希望と困難と』昭和館 著者 昭和館 2014.03 (367.21/Sh97 開架昭和館刊行物 060004980)
- 『戰時における婦人勞働者の状態』東京都地方勞働委員會調査部 編 東京都地方勞働委員會調査部 1948.03 (366.38/To46 閉架一般 000056685)
- 『婦人年鑑 2 昭和11年版』日本図書センター 1988.05 , ISBN 4820566350 (367.21/F64/2 地下書庫和図書 000049247)
- 『婦人年鑑 7 昭和19年版』日本図書センター 1988.05 , ISBN 4820566407 (367.21/F64/7 地下書庫和図書 000049252)
- 『戦時期日本の働く女たち』堀川祐里 著 晃洋書房 2022.02 , ISBN 9784771035584 (366.38/H89 開架一般 000068170)
- キーワード
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- 職業婦人
- 職場
- 労働
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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『ビジュアル 日本の服装の歴史』増田美子 監修 ゆまに書房 2018.07(000068605) p36「女性に向いている職業として、看護師や教師などがありました」とあり。
『昔のお仕事大図鑑』小泉和子 監修 日本図書センター 2020.10(060008088)p76,77「バスガール」「大正以降、就職をする女性が増えていくなか、「バスガールのように「ガール」とつく職業が人気を集めるようになります。」とあり。
『軍需産業と女性労働』佐藤千登勢 著 彩流社 2003.03(000057647)
『女と戦争 第18巻』大空社 1992.12(000019755)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000336260