レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年11月4日
- 登録日時
- 2023/11/01 13:45
- 更新日時
- 2023/11/28 13:47
- 管理番号
- 4047
- 質問
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解決
伊丹市の緑ヶ丘公園にある「鴻臚館」の名前の由来が知りたい
- 回答
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「鴻臚館は平安時代、平安京、難波、筑紫の三カ所に設置された外交施設である。その名は古代中国で外国との交渉を司る「鴻臚寺」に由来し、「鴻」は大きい、「臚」は伝えるという意味がある。」福岡市経済観光文化局HP(https://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/cultural_properties/detail/61)2023.11.18最終確認
「伊丹市の緑ヶ丘公園の「鴻臚館」とは、白鳥が旅をしてきて翼をやすめる館という意味より、古代に外国使節を接待した宿舎のことで、伊丹市長矢埜與一氏の命名である。」『和風建築の施工と詳細』(吉田龍彦/編 建築資料研究社 1984.11 P13)
- 回答プロセス
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図書館システムでキーワード「鴻臚館」で検索。ヒットした『和風建築の施行と詳細』を確認すると13ページ<平面計画>の項目に上記の文言が載っていた。さらに緑ヶ丘公園内の迎賓館は、「鴻臚館」という名の母屋と宿泊棟と管理棟と腰掛待合の4棟よりなる、と記されている。
もう少し調べると他にも以下のような記事があったが、回答に繋がる記述は見当たらなかった。
「鴻臚館は日本建築の伝統や技術を保存継承し、市民文化の高揚と国際交流に寄与するため、昭和59年に市内の技術を結集して建てられた市公館」(エフエムいたみプレスvol.8 P16 2009.10)
市公館『鴻臚館』が完成 随所に息づく伝統の建築技術
「緑ヶ丘公園の一角に建設中だった市公館「鴻臚館(こうろかん)」が完成しました。」(広報いたみ 昭和59年10月1日 No.566 第2面)
- 事前調査事項
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福岡市経済観光文化局HP(https://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/cultural_properties/detail/61)2023.11.18最終確認
- NDC
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- 日本の建築 (521 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 伊丹市
- 緑ヶ丘公園
- 鴻臚館
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000340398