レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/11/02
- 登録日時
- 2023/03/30 00:30
- 更新日時
- 2023/04/04 17:06
- 管理番号
- 町田-255
- 質問
-
解決
高輪築堤跡について知りたい。
2021年8月、文化庁審議会が高輪築堤を国の史跡とする答申を行ったが、
この高輪築堤について知りたい。
- 回答
-
〇築堤について
M00-W4『東京の鉄道遺産 百四十年をあるく』上巻
p.15 築堤がつくられた経緯あり
M00-W4『東京電車のある風景 今昔2』
p.118 築堤が作られた経緯あり
〇絵画
・M05-W4『地形と歴史で読み解く鉄道と街道の深い関係』
p.14-24「明治5年 日本初の鉄道開業」の章に、線路が海の中に敷かれたいきさつあり
月岡芳年「高輪鉄道之図」・開業前年の高輪築堤の様子の写真あり。
〇史跡について
・朝日新聞2021年8月24日(朝刊)に記事あり。
p.29
「高輪築堤 国史跡に」
史跡指定の経緯、見通し。
高輪築堤を描いた錦絵「高縄鉄道之図」、高輪築堤橋梁部分跡の写真あり。
・読売新聞2021年8月24日(朝刊)に記事あり
p.31
「高輪築堤 国史跡へ」
史跡指定の経緯、見通し。
高輪ゲートウェイ駅からの史跡地図あり。
・朝日新聞2021年7月27日(夕刊)p.2
堀ビル(東京都港区)の「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」で、史跡指定を受けた開業当時の駅舎やプラットホームの一部遺構が見学できるとある。
ホームページあり。www.museum.or.jp/museum/12522
・朝日新聞2021年10月2日(夕刊)p.7
「高輪築堤 佐賀で復元」
佐賀県が、出土した石材をつかって一部復元する動き。
・文化庁広報誌「ぶんかる」 2021年8月23日
bunka.go.jp/prmagazine/rensai/news/news_003.html(2022年4月22日確認)
高輪築堤の概要、発見から保存に至る経緯がまとめられている。
明治11年の古地図に路線を重ねた図、築堤跡、第7橋梁、歌川広重(三代)「東京品川海辺蒸気車鉄道之真景」の画像あり。
・「東京の文化財」 2022年3月25日 第131号(未登録資料・中央図書館書庫に保存)
p.4-5 史跡「旧新橋停車場跡及び高輪築堤跡」
高輪築堤の出土、第七橋台の発見、発掘された旧新橋停車場跡の写真あり。
2020年からの発掘調査により発見された高輪築堤の遺構は、
国指定史跡「旧新橋停車場跡」に追加指定され、名称も「旧新橋停車場跡及び高輪築堤跡」となったとある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 鉄道工学 (516 10版)
- 参考資料
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- 東京電車のある風景2吉川 文夫/著JTB (p.118)
- 東京の鉄道遺産上(創業期篇)山田俊明/著けやき出版 (p.15)
- キーワード
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- 高輪築堤(タカナワチクテイ)
- 旧新橋停車場跡(キュウシンバシテイシャジョウアト)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000331257