レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/1/15
- 登録日時
- 2020/03/04 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:33
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000800
- 質問
-
解決
【ふぐ卵巣糠漬けの法令について】 ふぐの卵巣の糠漬けが石川県で加工・販売が許可されているが、昭和55年に許可に関する法令が出されたと聞いている。それについて書かれた資料を見たい。
- 回答
-
質問内容について書かれた資料は確認できなかった。
インターネット上でふぐ関係の法令は確認できるが、昭和55年に出されたものは見つけられなかった。
「石川県ふぐの処理等の規制に関する条例」(平成18年6月30日)【URL】https://www1.g-reiki.net/ishikawa/reiki_honbun/i101RG00001147.html
「フグの衛生確保について(局長通知)」(昭和58年12月2日)【URL】https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/kanshi/s58_1202-2.html
「ふぐ糠漬の認証基準」(平成5年1月20日)【URL】https://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousan/furusato/documents/2-03hugu.pdf
また、オンラインデータベース「D1.low.com」で昭和55年前後の食品衛生法等を調べたが、ふぐの毒に関するものはなかった。
ふぐ糠漬けの始まりについては、以下に関連する記載がある。
『魚の発酵食品』(112214399)p.98に、「享保12年(1727)の租税覚え書きの中にフグ糠漬けの記録がある」と記されている。
『本吉港の歴史』(119956307)p.57~58には、本吉(現白山市美川地区)イワシやフグの糠漬けや粕漬を扱う四十物商売が少なくとも文政5年(1808)には営まれていた旨が記されている。
その他、郷土の食文化に関する資料や、ふぐの卵巣の毒に関する資料を調査したが、関連する記述はなかった。
『料理無言抄』(109227330)
『伝統食品・食文化in金沢』(119596230)
『発酵食品学』(113251190)
『化学と工業 58』「フグの子糠漬け」【URL】https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=10655&item_no=1&page_id=13&block_id=21
『日本水産学会誌 16』「フグ卵巣糠漬に就て」【URL】https://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan1932/16/8/16_8_335/_article/-char/ja/
(以上は全て2020年2月6日最終閲覧)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 技術 (5 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000275347