レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/15
- 登録日時
- 2014/07/02 00:30
- 更新日時
- 2014/07/06 09:27
- 管理番号
- 6000007622
- 質問
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解決
蛍光タンパク質GFPについてわかる資料はあるか。
- 回答
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『光るクラゲがノーベル賞をとった理由(わけ)』(日本評論社)『クラゲの光に魅せられて』(朝日新聞出版)『光るクラゲ』(青土社)等に、クラゲの蛍光タンパク質であるGFPと、このタンパク質の研究によってノーベル化学賞を受賞した下村脩氏について載っている。
- 回答プロセス
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『現代用語の基礎知識 2011』(自由国民社)でGFPを調べる。p762(化学:注目度の高い用語)p1396(欧文略語)に項目あり。緑色蛍光タンパク質(green fluorescent protein)の略で、生物発光物質のひとつ。1962年に、当時プリンストン大学に在籍していた下村脩氏がオワンクラゲから単離した。酵素などを必要とせず、またほかのタンパク質との融合後も蛍光を発するため、これによって指標したタンパク質の生成等を生きている細胞内でリアルタイムで追跡することが可能。1990年代以降の医学生物学における重要なツールである。
さらに所蔵資料を「GFP」でキーワード検索すると、『光るクラゲがノーベル賞をとった理由(わけ) 蛍光タンパク質GFPの発見物語』(日本評論社)がヒット。
さらに「下村脩」でキーワード検索すると、『クラゲの光に魅せられて ノーベル化学賞の原点』(朝日新聞出版)『光るクラゲ 蛍光タンパク質開発物語』(青土社)がヒット。『クラゲの光に魅せられて』は書架にあったため借りていただき、残り2冊も市内他館から取り寄せて提供した。
- 事前調査事項
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下村脩(しもむらおさむ)氏は2008年にこのタンパク質の研究によってノーベル賞を受賞。
- NDC
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- 物理化学.理論化学 (431 9版)
- 参考資料
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- 『現代用語の基礎知識 2011』(自由国民社)
- 『光るクラゲがノーベル賞をとった理由(わけ)』石浦 章一/監修(日本評論社)
- 『クラゲの光に魅せられて』下村 脩/著(朝日新聞出版)
- 『光るクラゲ』ヴィンセント・ピエリボン/著(青土社)
- キーワード
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- 蛍光タンパク質
- GFP
- クラゲ
- 化学
- ノーベル賞
- 下村脩(シモムラオサム)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000155359