レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年06月08日
- 登録日時
- 2015/06/08 11:24
- 更新日時
- 2015/07/04 09:59
- 管理番号
- 小野27-024
- 質問
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「ひのし」の説明として、暖めるのに使われたのかどうかが知りたい。(貝原益軒のものはしわを伸ばしている説明しかない)
- 回答
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「古語大辞典」熨斗の項(p1252)に大鏡・太政大臣兼通の一節あり。
「寝給ふときには大きなる熨斗持ちたる女房、三,四人ばかりいできてかの大殿籠る筵をば暖かにのし撫でて」
また、「続群書類従」33輯下 988 に
「小袖をぬいてははりめのしはをひのしを以てのふる・・・」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 作品集 (918)
- 日本語 (081)
- 辞典 (813)
- 参考資料
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中田祝夫 [ほか]編 , 中田, 祝夫, 1915-2010. 古語大辞典. 小学館, 1983.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001651561-00 , ISBN 4095012218 -
橘健二 校注・訳 , 橘, 健二, 1913-1998. 大鏡. 小学館, 1974. (日本古典文学全集 ; 20)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002667827-00 , ISBN 4096570206 -
塙保己一 編纂 , 太田藤四郎 補 , 塙保己一 , 太田藤四郎. 続群書類従 33下 雑部 訂正3版. 続群書類従完成会, 1958.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I038755969-00
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中田祝夫 [ほか]編 , 中田, 祝夫, 1915-2010. 古語大辞典. 小学館, 1983.
- キーワード
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- 火熨斗
- のし
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000175567