レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年07月16日
- 登録日時
- 2017/07/16 13:54
- 更新日時
- 2020/10/16 09:49
- 管理番号
- 1128
- 質問
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解決
万葉集の歌で、斑鳩の里に関連付けて詠まれた歌を知りたい。また、当時の人々にとって斑鳩の里がどのような地であったのかが分かるような資料も探している。
- 回答
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①万葉集に収められている歌の中で、斑鳩の里について詠まれた歌は一首のみ。
「斑鳩の 因可(よるか)の池の 宜しくも 君を言はねば 思ひそ我がする」(巻十二-3020)
『万葉集を歩く』JTB 2001年(154369516 911.1/M)に解説がある。
②斑鳩の里については、『万葉びとの心と言葉の事典』井上辰雄/著 遊子館 2011年(157760176 R/911.1/I)「いかるが(斑鳩)」の項に解説がある。
推古紀十三年に、聖徳太子が難波により近い交通の要衝として斑鳩の里に住まいを移した。それは、百済ではなく隋との直接交渉を推進し、仏教を基本とする精神的国家を目指したためであり、その理想的世界の実現を夢見たところが斑鳩の里とされている。
- 回答プロセス
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①「万葉集」で資料検索し、ヒットしたものの中から、斑鳩(の里)について触れられているものを選んだ。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000218791