レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年2月12日
- 登録日時
- 2014/02/14 18:31
- 更新日時
- 2015/07/07 12:56
- 管理番号
- 蒲郡-2014-02121-般
- 質問
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未解決
大正5年頃の常磐館に六角堂や別館ができた背景・歴史を知りたい。
- 回答
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『回想常磐館 企画展』P4~5に大まかな歴史が載っており、大正5年に梅別館が、6年に松別館・竹別館ができたと表記あり。
それ以外のことはわからなかった。
- 回答プロセス
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1.蒲郡プリンスホテルができる前の歴史が知りたいということで『蒲郡市史 近代編・民俗編』を見てもらう。そこで、昔「常磐館」という建物があったことがわかる。
2.常磐館の歴史が知りたいとの事。『回想常磐館 企画展』P4~5に大まかな歴史が載っていたので見てもらうと、大正5年に梅別館が、6年に松別館・竹別館ができたと表記あり。
3.大正5年頃に常磐館に六角堂や別館ができた経緯・背景・歴史が知りたいとの事。参考資料に挙げたものを見るが、できた背景等について書かれたものはなし。また、六角堂がいつ出来たのかも記述なし。
4.『蒲郡春秋』(P.42~43)に大まかな建物や庭の造りが文章で載っている。また、『府相六竹会 第41回定例総会文化学習会 府相六竹会誕生のいきさつ~先輩から学び、次の世代へ伝えたいこと~』(P資料6-4)に常磐館の完成が蒲郡の観光開発に関係する動機となったとあるので、別荘も観光開発の一つと推測できる。『近代日本の国際リゾート 一九三〇年代の国際観光ホテルを中心に』には、常盤館別館を含めた平面図がのっている(P.286)。また、大正15年に海上鳥居ができたことについて、蒲郡の観光地としてのポテンシャル向上に貢献とあるので、やはり別荘建築もその一つと推測はできるが、こちらにも別荘および六角堂建築について触れてはいないため確かなことは分らない(P.288)。
5.蒲郡クラシックホテルに電話にて問い合わせるも、社史なはなく、常磐館について分からないとの返事。
6.海辺の文化記念館にも電話にて問い合わせたが、分からないとのこと。
- 事前調査事項
- NDC
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- 観光事業 (689 9版)
- 中部地方 (215 9版)
- 参考資料
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蒲郡市史編さん事業実行委員会 編. 蒲郡市史 本文編 3(近代編・民俗編). 蒲郡市, 2006.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008182185-00 - 蒲郡市郷土資料館 編. 回想常磐館 企画展. 蒲郡市郷土資料館, 1989.
- 鈴木 慶三郎 著. 府相六竹会 第41回定例総会文化学習会 府相六竹会誕生のいきさつ~先輩から学び、次の世代へ伝えたいこと~. 府相六竹会, 2011.4.
- 蒲郡青年会議所 編. 蒲郡春秋 The history of our town. 蒲郡青年会議所, 1995.9.
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砂本文彦 著. 近代日本の国際リゾート : 一九三〇年代の国際観光ホテルを中心に. 青弓社, 2008.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009745110-00 , ISBN 9784787220318
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蒲郡市史編さん事業実行委員会 編. 蒲郡市史 本文編 3(近代編・民俗編). 蒲郡市, 2006.
- キーワード
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- 常磐館
- 常磐館別館
- 六角堂
- 蒲郡
- 観光
- 蒲郡プリンスホテル
- 蒲郡クラシックホテル
- 照会先
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- 蒲郡クラシックホテル(TEL:0533-68-1111)
- 海辺の文化記念館(TEL:0533-67-0070)
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000149269