レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年06月28日
- 登録日時
- 2015/07/28 18:16
- 更新日時
- 2015/10/08 16:48
- 管理番号
- 名古屋市名-2015-001
- 質問
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解決
名古屋市名東区のため池について知りたい。
- 回答
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名古屋市には、かつて、300を超えるため池がありました。しかし、昭和40年代からの経済高度成長期以降の宅地開発によって平成21年には111に減りました。名東区のため池数はその内15です。現在、農業用水としての利用価値は減り、地域の人々が水辺の生き物や自然と親しむ貴重な場所となっています。
名古屋市では、ため池の水質・環境を継続調査しています。(名東区では、塚ノ入池、デッチョ池、牧野ヶ池、西堀池、明徳池を調査)
- 回答プロセス
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ため池についての当館作成ファイル等下記の資料が名東図書館にあります。
1.ため池全般
『市内河川・ため池・名古屋港の水質の変遷 [2011年]』名古屋市環境局地域環境対策課/[編] 名古屋市環境局地域環境対策部地域環境対策課 2011年
『身近な水辺ため池の自然学入門』ため池の自然談話会/編 合同出版 1994年
2.分布図
(1)古いため池の場所を調べる際、古い地図のみを見ても現在と違いすぎて目的の場所がわからないことが多いのですが、「名古屋市都市計画情報提供サービス」(http://www.tokei-gis.city.nagoya.jp)は、現在の住所を入力すると現在と過去の地図が同時に見られるので、地勢を把握するのに役立ちます。
(2)コンピューターソフト「減災まちづくり情報システム」も、現在の地図と、明治時代のため池の地図や南海トラフ巨大地震の震度分布図などを画面上で照らし合わせることができます。名古屋都市センター、名古屋市天白区役所防災・減災コーナー、名古屋市港防災センター、名古屋大学減災館でのみ検索できます。
(3)『名東区のため池の地図』名東史跡の会/編 1枚 名東図書館掲示中。
(4)『猪高学区のあゆみ』名古屋市立猪高小学校/編 1975 昭和30年調査の地図あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 農業工学 (614 9版)
- 参考資料
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- 『市内河川・ため池・名古屋港の水質の変遷 [2011年]』名古屋市環境局地域環境対策課/[編] 名古屋市環境局地域環境対策部地域環境対策課 2011年
- 『身近な水辺ため池の自然学入門』ため池の自然談話会/編 合同出版 1994年 (名古屋市を拠点とする「ため池の自然談話会」によるため池観察の入門書。)
- 『猪高学区のあゆみ』名古屋市立猪高小学校/編 1975 (昭和30年調査の地図あり。)
- 『名東区のため池の地図』名東史跡の会/編 1枚 (名東図書館掲示中)
- 『市内河川・ため池の水質の変遷 [2006年]』名古屋市環境局公害対策部公害対策課/[編] 名古屋市環境局公害対策部公害対策課 2006年
- 『市内河川・ため池等の水質の変遷 [2000年]』名古屋市土木局河川部計画課/[編] 名古屋市土木局河川部計画課 2000年
- キーワード
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- 溜池
- 照会先
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- ため池の自然研究会 ホームページ(http://www.geocities.jp/tukanoiri/)変更前の名称は「ため池の自然談話会」。名古屋市を拠点として、会誌「ため池の自然」の発行、研究発表会、観察会などを行う。
- なごや生物多様性保全活動協議会 ホームページ(http://www.bdnagoya.jp/)
なごやの生物多様性を守り・育てるため、市民・専門家・行政が協働で生きもの調査や保全活動を行う。 - 名古屋市都市計画情報提供サービス ホームページ(http://www.tokei-gis.city.nagoya.jp/)過去の地形やその変遷が判るよう、名古屋市が所有する昭和30年度からの地形図や航空写真について公開。見たい区域の住所や主要施設を指定でき、異なる時代の地形図を2画面で並べて表示できる
- 名古屋市環境局環境科学調査センター
〒457-0841 名古屋市南区豊田五丁目16番8号 電話番号052-692-8481
ファックス番号052-692-8483 - 名古屋都市センター ホームページ(http://www.nui.or.jp/)
まちづくりのシンクタンク、交流活動拠点、そして情報発信拠点。
調査研究や交流事業を担う事務室や研究室の他に、まちづくりライブラリー、まちづくり展示空間および会議室等を備えた特色ある施設。 - 名古屋市天白区役所 ホームページ(http://www.city.nagoya.jp/tempaku/)
- 名古屋市港防災センター ホームページ(http://www.minato-bousai.jp/index.html)
災害について見て、学んで、体験していただくことで、いざという時に備え、何をすべきかを知る施設。
- 寄与者
- 備考
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〇名古屋市都市計画情報提供サービス ホームページ(http://www.tokei-gis.city.nagoya.jp/)過去の地形やその変遷が判るよう、名古屋市が所有する昭和30年度からの地形図や航空写真について公開。見たい区域の住所や主要施設を指定でき、異なる時代の地形図を2画面で並べて表示できる
〇「減災まちづくり情報システム」地震や豪雨などの災害に備え、自分が住む土地がどのぐらい危険かを表示するコンピューターソフト。現在の地図と、昔の地図や南海トラフ巨大地震の震度分布図などを画面上で照らし合わせることができる。名古屋都市センター、名古屋市天白区役所防災・減災コーナー、名古屋市港防災センター、名古屋大学減災館でのみ検索できる。 対象は、名古屋市とその周辺。大正時代以降の五種類の年代ごとの地図のほか、震度分布図、豪雨時の浸水想定図、標高図、航空写真などを見比べることができる。例えば、自宅のある場所が大正時代に池だったのか、畑だったのか、森だったのかなどを知ることができ、地盤の強さを推測できる。愛知県が南海トラフ巨大地震の津波被害予想をまとめれば、その予想図も収録する予定。
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000177814