以下の資料を紹介した。
・『広島から世界の平和について考える』 広島大学文書館/編 現代史料出版 2006.7
p141~181 原爆被害の医学的実像
p154に放射線の人体影響の図あり。
・『人は放射線になぜ弱いか』 近藤 宗平/著 講談社 1998.12
p57~89 Ⅱ章 放射線の人体への影響
p61 テネシー州のウラン精製工場事故で前身被ばくした5人の男性の症状や血液成分のグラフあり。
p63 被ばくからの日数と線量、症状の記載あり。
p73 広島と長崎の被ばく量と5種類のがん死亡率のグラフあり。
・『リスク科学入門』 松原 純子/著 東京図書 1989.3
p215~227 4.3 医療被曝、放射性降下物などによる放射線影響
p216 図4‐6に低レベルの放射線だが、被曝と発ガンの関係が示されている。
例:原爆被曝の日本人生存者は白血病、甲状腺ガンなどの発生頻度が高い。しかし線量は図からはわからない。
p228~247 4.4 広島・長崎の原爆影響評価
p232 4.4.2 広島‐長崎における被爆者の追跡調査のとtころに、被曝による発ガンの種類(白血病、胃、…)が書かれている。
p234~ 線量と発ガンの関係を表す図表や説明あり。
・『身近な放射線の知識』 佐々木 康人/著 丸善 2006.3
p75~77 24放射線によるリスク――広島・長崎の調査から
線量の記載はないが発がんについての記述あり。
p96~109 32放射線が人体に与える影響
身体的影響と遺伝的影響の説明あり。
p110~112 コラム内に放射線被ばくについて検討している機関の記載あり。
・『広島・長崎でなにが起ったのか』 飯島 宗一/[著] 岩波書店 1982.7
p14~19 急性の放射線傷害
p21~24 死の同心円。ただし数値と症状とに明確なつながりはない。
p25~43 後遺症(白内障、白血病、がん)について。
p35 原爆病院入院患者の疾病の種類と患者数。ただし線量はない。
・『共同研究広島・長崎原爆被害の実相』 沢田 昭二/ほか著 新日本出版社 1999.7
p191~210 第6章 放射線の人間に対する影響
放射線影響の度合いを測る尺度(p194~195)。被曝数値、早期障害、晩発障害についても触れている。
p211~236 第7章 原爆被爆者の実態調査
線量ではなく被曝距離と症状なら記載あり。