レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/05/28
- 登録日時
- 2013/11/02 00:30
- 更新日時
- 2013/11/02 00:30
- 管理番号
- 横浜市中央2258
- 質問
-
解決
明治末期から大正期にかけて日本、世界の歯ブラシの質や普及率
(庶民の口腔ケア)がわかる資料があるか
- 回答
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歯ブラシの成り立ちや材質・質について書かれた資料は次のとおりです。
普及率についての資料は確認できませんでした。
1 『歯ブラシ事典 第4版』松田裕子/編 学建書院 2004
p.13~17「3.歯口清掃と歯ブラシの歴史 4)近代・現代」に
歯ブラシの材質についての記述があります。
普及率については、日本国内において、「歯ブラシが一般に普及し始めたのは
明治20年代の前半頃、(中略)清掃用具として完全に位置づけられたのは
後半からと考えられる」との記述はありますが、具体的なデータ(普及率)などは
記載がありません。
また、付録としてp.205~215「歯口清掃用具年表」「わが国の歯ブラシの歴史」
年表があります。
2 『おもしろ歯の博物誌』斎藤安彦/著 創英社 2001
p.12~15「歯ブラシの進化」の項に十八世紀~二十世紀にかけての
世界の歯ブラシの進化(材質も含む)についての記載があります。
3 『ライオン歯磨八十年史』
ライオン歯磨株式会社/編 ライオン歯磨株式会社 1973
p.35~36、p.38~40、p.19~29
「1-(3)歯刷子のはじめ」に明治末期~大正時代の歯ブラシの製造・
開発研究についての記述があります。「2-(3)毛の種類」
「2-(4)柄の形態と材質」に日本の戦前の歯ブラシの毛の材質、
明治以降の柄の材質についての記述があります。
また、歯ブラシではありませんが歯磨(いわゆる歯磨き粉)の明治後期から
大正にかけての歴史についての記述があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 歯科学 (497 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000139897