レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年03月25日
- 登録日時
- 2022/03/25 14:20
- 更新日時
- 2022/05/06 14:34
- 管理番号
- 名古屋市瑞-2022-002
- 質問
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解決
体内水分量がどのくらい失われると危険なのか知りたい
- 回答
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下記の資料(図書2冊、インターネットページ1件)に記載がありましたので、その情報をお伝えしました。
(1)図書『「脱水症」と「経口補水液」のすべてがわかる本』p.14
「(失われた体液の量)体重が3~5%減少すると軽度、6~9%減少すると中等度、10%以上減少すると重度と判断」
(2)図書『ナースのための水・電解質・輸液の知識 第2版』p.21
「(水分の喪失量)
第1期:体重の約2%、水分量にして1L程度の喪失。口渇、乏尿、衰弱がみられる。
第2期:体重の約6%、水分量にして3~4L程度の喪失。著明な口渇、眼のくぼみなどがみられる。精神活動は維持される。
第3期:体重の7~14%、水分量にして4L以上の喪失。精神機能の抑制、脱水発熱がみられ、死亡にいたる。」
(3)大塚製薬ホームページ内「もしも身体の水分がなくなったら」(https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/rehydration/water/dehydration-signs/[2022年3月25日最終確認])
「(初期体重の%)体内の水分が2%失われるとのどの渇きを感じ、運動能力が低下しはじめます。3%失われると、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振などの症状がおこり、4~5%になると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状があらわれます。そして、10%以上になると、死にいたることもあります。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 参考資料
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谷口英喜 著 , 谷口, 英喜. 「脱水症」と「経口補水液」のすべてがわかる本 : イラストでやさしく解説!. 日本医療企画, 2014.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025615023-00 , ISBN 9784864392716 (p.14) -
山門實 編 , 山門, 実, 1947-. ナースのための水・電解質・輸液の知識 第2版. 医学書院, 2004. (JJNブックス)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007549890-00 , ISBN 4260333690 - 大塚製薬ホームページ内「もしも身体の水分がなくなったら」(https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/rehydration/water/dehydration-signs/)[2022年3月25日最終確認]
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谷口英喜 著 , 谷口, 英喜. 「脱水症」と「経口補水液」のすべてがわかる本 : イラストでやさしく解説!. 日本医療企画, 2014.
- キーワード
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- 体内水分量
- 脱水
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000314044