レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年08月16日
- 登録日時
- 2023/01/18 14:33
- 更新日時
- 2023/02/28 11:00
- 管理番号
- 中央-1-0021613
- 質問
-
解決
旧海軍の組織や階級のことが分かるような本、史資料を探している。 関係機関もあればあわせて紹介してほしい。
- 回答
-
以下を紹介した。
【旧海軍の組織や階級のことが分かる資料】
・『日本海軍がよくわかる事典 その組織、機能から兵器、生活まで』太平洋戦争研究会/著 PHP研究所 2002年
p275-280 海軍士官の階級と昇進についての記述あり
p283-316 海兵団と海軍兵・下士官の養成についての記述あり
p333-356 海軍省と軍令部についての記述あり
・『図説帝国海軍 旧日本海軍完全ガイド』太平洋戦争研究会/編著 翔泳社 1995年
「第五章 海軍軍人への道」「第六章 艦隊と組織」において、海軍の組織と階級についての詳しい記述あり。p231には、太平洋戦争開戦時の各科士官の階級表がある。
・『図説日本海軍入門 歴史、作戦から組織、兵器まで!!「帝国海軍」のすべてをわかりやすく解説』学研 2007年
p176~「組織・将兵・教育編」で、海軍の組織と機構、艦内の組織・編成・勤務、徴募と配属、教育の制度と体系についてまとめている。
・『大日本帝国海軍全史 戊辰戦争から太平洋戦争まで帝国海軍80年史』洋泉社 2018年
p130-133に資料編として、「海軍各科士官の階級表(太平洋戦争開戦時)」「海軍特務士官以下の階級表(太平洋戦争開戦時)」「鎮守府と海軍区」「海軍省本省の組織」「軍令部の組織」の図表あり。
・『日本海軍用語事典』小泉悠/著 宮永忠将/著 石動竜仁/著 辰巳出版 2015年
p52「階級」の項目に「海軍武官の官階と兵職階表」(1942年11月1日以降)あり。
・『日本海軍史 第5巻 部門小史 上』海軍歴史保存会/編集 第一法規出版 1995年
p32-43「第四章 任用・進級」において、開戦前・開戦後の海軍武官の官階表や海軍兵の職階表が掲載されている。
・『日本海軍編制事典』坂本正器/編著 福川秀樹/編著 芙蓉書房出版 2003年
明治期から太平洋戦争終戦時までの日本海軍の組織・制度・人事を集大成した事典。主要な海戦の艦隊編制や海軍省・軍令部・鎮守府などの変遷と人事も分かる。
・『日本海軍将官総覧』太平洋戦争研究会/編著 PHP研究所 2010年
p145-239に「海軍中将492人の軌跡」が掲載されており、大佐以降の履歴を確認できる。
・『日本海軍士官総覧 復刻版』海軍義済会/編 戸高一成/監修 柏書房 2003年
明治初年より昭和17年4月1日までに任官した海軍士官の全員(19300人余)を出身科、期別に収録した名簿。
記載事項は、氏名・階級・位勲功・家族・住所・本籍。
・『日本海軍史 第9巻 将官履歴 上』海軍歴史保存会/編集 第一法規出版 1995年
明治初年から昭和20年までに海軍に勤務した海軍武官のうち、将官となった者の履歴を収録。
記載事項は、氏名・生(没)年月日・最終階級・爵位・叙位・叙勲・出身学歴・本籍地(出身地)・家族(父母、養父母、妻)・履歴事項(補職、昇任、授(襲)爵、宮号授与、学位取得、外国出張等)。
【関係機関】
・国立公文書館アジア歴史資料センター https://www.jacar.go.jp/(2023.02.04最終確認)
国立公文書館、外務省外交史料館、防衛省防衛研究所から、デジタル化されたアジア歴史資料(近現代における日本とアジア近隣諸国等との関係に関わる日本の歴史的な文書)の提供を受け、データベースを構築してインターネットを通じて公開している。資料をデジタルデータで閲覧できる。
・靖國偕行文庫 https://www.yasukuni.or.jp/schedule/archives.html(2023.02.04最終確認)
靖國会館一階にある「靖國偕行文庫」には、戦史・戦記・部隊史・教程・教範類・英霊の追悼録・回想録等の日本近代軍事史関係資料が収蔵されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 海軍 (397 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 旧日本海軍
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000327553