レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010.11.01
- 登録日時
- 2013/01/08 02:00
- 更新日時
- 2013/01/08 02:00
- 管理番号
- 新市図-01222
- 質問
-
解決
鎌倉時代に福島潟を詠んだ歌がある。その歌で五頭山が五月雨山と詠まれていた。京ヶ瀬村の『村誌』や『北越雪譜』(二編巻の一「古歌のある旧跡」為兼卿の歌)に載っている。
豊栄周辺地域で同様の歌や歌でなくても五頭山を五月雨山と言ったような類似した事例(言い伝えなど)があれば知りたい。水原は以前調べたが,なかった。
- 回答
-
(1)『角川日本地名大辞典15新潟県』(角川書店 1989)p554「五頭山」 →「越後野志」に五月雨山と書き,・・・という記述あり
(2)『越後野志 上巻』(歴史図書社 1974)p165~166「五月雨山」
※著者の小田島允武は水原の人
(3)『笹神村史 資料編5自然』(笹神村 2002)p23 五月雨山
<参考>
(4)『増補 大日本地名辞書』第5巻 北国・東国(吉田東伍 冨山房 1976)
p335~336「五頭山」※五月雨を音読せば五頭となるという記述あり
(5)『越佐の地名 第9号』(新潟県地名研究会 2009)
「阿賀野市から見える雪形と地名」廣田康也 p188
(6)『新潟地名新考 上』(小林存 新潟日報事業社 2004)p128に「私たちの小学校時代にはイツツムリ山と習ったが,・・・」という記述あり
- 回答プロセス
-
『豊栄市史』『新潟県史』『新潟県大百科事典』,五頭山や方言関係の資料を調べるが,参考になる情報は見つからなかった。
新潟県立図書館ホームページの「レファレンスデータベース」や「新潟県関係雑誌記事索引データベース」を検索するが,参考になる情報はなかった。
また,請求記号NK200,210やNK291の書架をブラウジングする。
豊栄市の事例は見つからなかったが,他の事例を見つけることができた。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 五頭山
- 五月雨山
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000126477