レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024/01/11
- 登録日時
- 2024/03/01 00:30
- 更新日時
- 2024/03/01 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-230187
- 質問
-
解決
数ヶ月前にネット上で読んだPDF資料を探しています。以下のような内容だったと記憶してします。
(1) 津田真道の生い立ちについて記述がある。
(2) 津田真道は大久保忠寛(一翁)の勧めで、勝麟太郎(海舟)の自宅に住むことになった。
(3) 津田真道は箕作阮甫の塾に入り、その塾頭になった。
- 回答
-
お探しの文献は下記の記事ではないかと推測されます。
・大久保利謙「津田眞道の著作に就て (一) 」(昭和十九年六月十二日報告), 『帝國學士院紀事』3巻3号, pp.489-520, 1944 年
この記事は、国立開発研究法人 科学技術振興機構の運営する「J-Stage」で電子版がオープンアクセスで公開されています。
下記のURLから入手可能です。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tja1942/3/3/3_3_489/_article/-char/ja (最終アクセス日:2024/01/11)
(1) pp.493-503「一 津田眞道の生ひ立」の項に、小伝が掲載されています。
(2) p.496に、津田真道が勝麟太郎(海舟)の家に住むことになった経緯について記載がありました。
「(前略)斯くて浪人となつたので學資の途絶え、備に辛酸を嘗めたが、幸ひ大久保忠寛(一翁)の知遇を得てその邸に寓した。翌安政二年、勝麟太郎(海舟)西學を講ずるの意があり、忠寛に乞ひ、津田をその家に移し寓せしめた。(後略)」
(3) p.497に、津田真道は箕作阮甫の塾に移り、その塾頭になったと記載がありました。
「(前略)江戸に出て、再び奮に依り大久保忠寛の邸に身を寄せ、又箕作玩甫の塾に移り、その塾頭格となつた。(後略)」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 津田, 真道(ツダ, マミチ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000346743