レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20230126
- 登録日時
- 2023/07/08 00:30
- 更新日時
- 2023/12/13 09:52
- 管理番号
- 0401005186
- 質問
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解決
熊本城跡が特別史跡になった日付とその理由が知りたい
- 回答
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特別史跡指定年月日は、1955年12月29日(昭和30年12月29日)。
特別史跡指定の理由については以下の2点を紹介した。
【インターネットで確認できる資料】
・文化庁「国指定文化財等データベース」の「熊本城跡」のページの解説文。
解説文:「-前半略- 明治10年西南の役陸軍少将谷干城これを死守し、天守閣等櫓楼多く焼失したが、なお宇土櫓をはじめ城門、櫓等よく遺 存し、石垣及び堀等もまたよく旧観を保ち、近世における城郭の典型として価値が極めて高い。」
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/401/2809(2023/07/31最終確認)
【当館所蔵資料】
・『月刊文化財』2019年9月
「特別史跡の追加指定 熊本城跡」に追加指定の理由について掲載あり。
- 回答プロセス
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【インターネット調査】
文化庁「国指定等文化財データベース」をキーワード「熊本城跡」で検索。
以下のように記載あり。
「熊本城跡」 種別:特別史跡
指定年月日 :1933.02.28(昭和8.02.28)
特別指定年月日:1955.12.29(昭和30.12.29)
の記載があった。
指定の理由としては、同ページの解説文に記載があった。
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/401/2809(2023/07/31最終確認)
【オンラインデータベース調査】
「官報情報検索サービス」をキーワード「特別史跡 熊本城跡」で検索。
以下のように記載あり。
第8700号 昭和30年12月29日 木曜日 628ページ
●文化財保護委員会告示 第六十六号
文化財保護法(昭和二十五年法律第二百十四号)第六十九条第二項の規定により、次の史跡を特別史跡に指定する。
昭和三十年十二月二十九日
種別:史跡 名称:熊本城跡
【自館資料調査】
自館資料をキーワード「熊本城」「特別史跡」で検索すると38件のヒットあり。
その中の『月刊文化財』2018年5月のp8「特別史跡一覧」に、
史跡指定年月日:昭和8.2.28
特別史跡指定年月日:昭和30.12.29とあり。
また、「政治関係の遺跡」として、「60熊本城跡」の項目と説明あり。
『月刊文化財』2019年9月には「特別史跡の追加指定」として、熊本城跡が特別史跡に指定された理由についての記載があった。
【データベース調査】
「マガジンプラス」をキーワード:「熊本城跡、特別史跡」で検索。
6件のヒットがあったが、地震被災や調査についての論文が多く、特別史跡になった経緯や理由についての記述があるかどうかは不明であった。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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①月刊文化財 2018年5月,第一法規出版,1963
(p8「特別史跡一覧」に、史跡指定年月日:昭和8.2.28 特別史跡指定年月日:昭和30.12.29 とあり。
p28 「特別史跡 60熊本城跡」あり|0121670913|///) - ②月刊文化財 2019年9月,第一法規出版,1963 (p22「特別史跡の追加指定 熊本城跡」あり|0121510226|///)
- ③熊本市の文化財,熊本市教育委員会/編集,熊本県文化財保護協会,1987.3 (p22「国指定特別史跡 熊本城跡」あり|0141133272|D/709.2A/ク/)
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①月刊文化財 2018年5月,第一法規出版,1963
(p8「特別史跡一覧」に、史跡指定年月日:昭和8.2.28 特別史跡指定年月日:昭和30.12.29 とあり。
- キーワード
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- 熊本城
- 熊本城跡
- 特別史跡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000335713