レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/10/20
- 登録日時
- 2023/11/16 00:30
- 更新日時
- 2023/11/16 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-230256
- 質問
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解決
嫁入りの際に、家紋入りなどの染め物の風呂敷を持参する風習はどこの地域のものか。
- 回答
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下記の資料でお調べしました。※【 】内は当館の請求記号です。
資料1 中江克己 著『日本の伝統染織事典』東京堂出版, 2013年【753/ナカ2013.1】
p.60「西の章 和の美を結集」-「出雲祝風呂敷」の項に、「(前略)出雲地方には、古くから嫁入りのとき、特別に染めてもらった風呂敷を持参する習慣があった。(中略)絵柄は中央に家紋を入れ、四隅または二隅に「鶴亀」「松竹梅」「宝尽し」などの瑞祥模様を配する。(後略)」と記載がありました。
資料2 NHK「美の壷」制作班 編『風呂敷』(NHK美の壷), 日本放送出版協会, 2007年【753/フロ2007.4】
p.18「壱のツボ 柄はめでたく願いを込めて」-「吉祥文様は幸福への願い」の項に、「(前略)島根県出雲市。この土地には、嫁入り道具のひとつとして新婦に風呂敷を持たせる習慣がある。「出雲の嫁入風呂敷」という。(中略)中央の家紋を取り巻くのは、すべて吉祥文様だ。(後略)」と記載がありました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 通過儀礼.冠婚葬祭 (385 9版)
- 参考資料
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- 中江/克己?著. 日本の伝統染織事典. 東京堂出版, 2013.1【753/ナカ2013.1】:
- NHK「美の壷」制作班∥編. 風呂敷. 日本放送出版協会, 2007.4【753/フロ2007.4】:
- キーワード
-
- 婚礼 -- 島根県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000341081