レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/03/01
- 登録日時
- 2014/06/21 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:36
- 管理番号
- M14031218368368
- 質問
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ペストの別名「黒死病」の名前の由来を知りたい。
- 回答
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酒井シズ編「疫病の時代」(大修館書店)の7pに「四日目くらいから、全身に小膿疱が現れ、あるいは出血性の紫斑が見られるようになる。その結果全身が黒ずむために『黒死病』の名も生まれたと思われる。」の記述があった。
21世紀感染症研究会著「殺人病ファイル」(日経BP出版センター)の153pに「ペスト患者は皮膚内に出血が生じるが、この出血斑が暗紫色に変色するため患者の死体は青黒く見える。これが黒死病と呼ばれた由縁だ。」の記述があった。
「南山堂医学大事典 第19版」(南山堂)、2269pの「ペスト」の項目、[症状]の中の「3)ペスト敗血症」に「菌が血行性に全身散布すると、皮膚のあちこちに出血斑が生じて全身が黒色のあざだらけになって死亡する(黒死病black deathの別名の由来)」との記述があった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 参考資料
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酒井シズ『疫病の時代』 大修館書店,1999,243p. 参照はp.7.
21世紀感染症研究会『殺人病ファイル』 日経BP出版センター,1995,229p. 参照はp.153.
『南山堂医学大事典 第19版』 南山堂,2006,3180p. 参照はp.2269.
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酒井シズ『疫病の時代』 大修館書店,1999,243p. 参照はp.7.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2014031218303268368
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000154891