レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20140423
- 登録日時
- 2015/01/09 00:30
- 更新日時
- 2021/02/25 13:33
- 管理番号
- 中央-2014-04
- 質問
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解決
人間が顔を認識する場合、異民族の顔に対するより、同一民族の顔に対する認知の方が高いことについて書かれた資料はないか。
- 回答
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資料1、p.231-234「他人種効果」で、他人種より自分と同じ人種の顔のほうが認識しやすいことはよく知られている現象だが、「異なる人種の顔の記憶成績を比較した実験からもこのことは確かめられている」と記述されている。また、日本と英国の大学生に、自分と同じ人種と他の人種の顔写真を見せることにより、形態判断等の実験を行った結果についても記述されている。
資料2、p.83-117「第4章 人種の違いが顔の再認識におよぼす影響」
標題について、数々の実験から検討がなされている。
資料3、p.46-47に、日本人、韓国人、中国人学生が自国人らしさを識別できるかという調査例が記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 普通心理学.心理各論 (141 9版)
- 人類学 (469 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】顔と心 : 顔の心理学入門 / 吉川 左紀子/[ほか]編 / サイエンス社 , 1993.7 <1416/ 3015/ 93>
- 【資料2】顔の再認記憶に関する実証的研究 / 吉川 左紀子/著 / 風間書房 , 1999.3 <1413/ 3036/ 99>
- 【資料3】かお・カオ・顔 : 顔学へのご招待 / 伊藤学而/編著 / あいり出版 , 2007.8 <469.4/ 5014/ 2007>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000165822