レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年09月30日
- 登録日時
- 2022/12/15 10:14
- 更新日時
- 2023/02/16 11:42
- 管理番号
- 相-220002
- 質問
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解決
「男の子の精神年齢は女の子より低いという科学的根拠は存在するのか」について調べています。
具体的には健常児の知能(知能指数)に性差はあるのか、脳部位の発達順序に性差があるのか、脳の活動部位の強弱に性差は認められてるのかを知りたいと考えています。
また、幼児から児童(3歳~12歳)についての性差の有無を知りたいと考えています。
- 回答
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・『性差の発達心理』東清和、小倉千加子著 大日本図書 1982
p.13-p.84「Ⅰ章 思考活動の性差」で、一般知能、言語能力などに関する調査結果の男女差について記述があります。それぞれに幼年期についての記述があります。
・大沢正子「知的能力における性差」『心理学評論』1975 年 18 巻 1 号 心理学評論刊行会 p. 25-38
(https://doi.org/10.24602/sjpr.18.1_25)
「一般知能水準における性差」「言語的能力・数的能力・空間的能力の性差」など過去の調査結果に関する記述があります。
・佐藤倫子「児童期・青年期における友人関係の発達と精神的健康 : 児童期・青年期に関する臨床心理学的考察」『鹿児島純心女子大学大学院人間科学研究科紀要』2 2007 p.20-28
(http://id.nii.ac.jp/1116/00000303/)
児童期・青年期の友人関係に関する調査について、男女の結果の違いに関する記述があります。
・『女の脳・男の脳』田中冨久子著 日本放送出版協会 1998
男女の脳のかたちの違いなどを解説しています。幼児期についてまとまった記述はありません。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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教育社会学事典(丸善出版)、発達科学ハンドブック 8 脳の発達科学(新曜社)、発達心理学 (公認心理師の基礎と実践)
- NDC
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- 発達心理学 (143)
- 医学 (490)
- 参考資料
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東清和, 小倉千加子 著 , 東, 清和, 1933-2004 , 小倉, 千加子, 1952-. 性差の発達心理. 大日本図書, 1982. (現代心理学ブックス ; 63)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001562960-00 -
大沢 正子 , 大沢 正子. 知的能力における性差. 1975-12. (性差<特集>) 心理学評論 = Japanese psychological review / 心理学評論刊行会 編 18(1) p. p25~38
https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I1636846-00 -
佐藤, 倫子 , 佐藤, 倫子. 児童期・青年期における友人関係の発達と精神的健康 : 児童期・青年期に関する臨床心理学的考察. 2007-03-31. 鹿児島純心女子大学大学院人間科学研究科紀要 2 p. 20-28
https://iss.ndl.go.jp/books/R000000025-I006367941-00
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東清和, 小倉千加子 著 , 東, 清和, 1933-2004 , 小倉, 千加子, 1952-. 性差の発達心理. 大日本図書, 1982. (現代心理学ブックス ; 63)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000325782