レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/03/27
- 登録日時
- 2021/06/02 00:30
- 更新日時
- 2021/06/15 12:40
- 管理番号
- 秋田-2556
- 質問
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解決
大館商業出身で、元日本ハム宮川晃投手について、1989(平成元)年6~7月頃の地方新聞(学校紹介や地方大会の記事等)から、当時の球種・フォーム・特徴がわかるものはあるか。
- 回答
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次の記事を案内。
①秋田魁新報(記事は全て1989年のもの)
・5月17日12面⇒全県選抜高校野球地区予選:対能代戦勝利、県北地区優勝。相手打線は威力のある直球に押され凡打続き。
・5月26日14面⇒春季全県高校野球:球威が増し、投球に幅も出てきた。
・7月18日特集号13面⇒学校紹介:180cm、75kg。カーブ、シュートなど多彩な球種で打者をほんろう。左ひじの痛みが気がかり。バックの信頼が厚く、打たせてとる投球がうまい。
・7月21日16面⇒きょうの見どころ:エース宮川は巧みな投球術を心得ている。
・7月22日14面⇒対角館戦:6回コールド、無安打無得点で8奪三振。ひじは5月に完治。得点圏に打者を置いても、右打者の外角低めのカーブ、インコースの直球で打者をきりきり舞い。(写真付き)
・11月27日17面⇒ドラフト会議で日本ハム5位指名:得意球はカーブで、右打者の外角低めを突く球の切れの良さに定評。140キロ近い直球にも威力。春まで痛めていたひじもほぼ完治。
②北鹿新聞(大館市発行の新聞 記事は全て1989年のもの)
・5月17日5面⇒本人談話:ひじは大会前から痛かった。昨年に比べ、コントロールが良くなった。
・5月25日5面⇒投球に幅もあり、立ち上がりさえしのげばまず大量失点はない。
・5月29日3面⇒対秋田戦。監督談話:四球を少なくしなければならない。もう一回り精神的に大きくなってほしい。
・7月14日5面⇒学校紹介:球威十分。コーナーをていねいにつけば、そう簡単に打たれることはない。
・7月22日7面⇒どちらかといえば立ち上がりに難がある投手。周囲から力で押して単調になるのが欠点といわれる。
- 回答プロセス
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1.デジタルアーカイブで1989年の「高校野球」キーワード検索
⇒秋田大会が7月19日に開幕したことを確認。
2.質問内の該当する月の新聞をマイクロフィルムで確認
3.過去の年間予定より、大会日程を推測。該当する月の新聞をマイクロフィルムで確認
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術 (7)
- 参考資料
- キーワード
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- 高校野球(コウコウヤキュウ)
- プロ野球(プロヤキュウ)
- 宮川晃(ミヤガワアキラ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵・所在調査
- 内容種別
- 一般,郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000299793