レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2002年10月9日
- 登録日時
- 2004/03/06 19:53
- 更新日時
- 2005/12/14 12:57
- 管理番号
- 社自-00019
- 質問
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解決
昭和初期(昭和1~9年は含んでいてほしい)当時の「夢」に対する理解を記した書物をさがしている。文学ではなく医学的見地からのもの。
- 回答
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国立国会図書館 雑誌記事索引のCD-ROM検索から
名島潤慈:日本における夢研究の展望-歴史と研究領域の概観-
熊本大学教育学部紀要 人文科学 第42号(1993) P.283-324(当館に所蔵あり 請求記号 053/239#)という論文を見つけました。医学的見地からではありませんが、日本における夢の研究がまとめられています。その中に、日本における夢研究に関する主要な単行本・特集雑誌という表があります。大正から戦前までのもので当館所蔵分を以下にあげます。
『夢学』高峰博著 大正6年刊 (167/3#)
『児童の夢と教育』市川一郎訳著 大正11年刊 (191/421#)
『夢の分析法入門』大槻憲二編著 昭和17年刊 (146.1/324N)
この論文の306pから324pにかけてが、引用・参考文献の一覧となっていますので一度目を通されてはいかがでしょうか。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『脳とこころ』(山本健一 講談社)
『脳と睡眠』(井上昌次郎 共立出版)
『ヒトはなぜ夢を見るのか』(千葉康則 PHP)
『脳 科学はどこまで解明できたか』(塚田裕三 同文書院)
『眠りと夢を科学する』(松本淳治 大月書店)P112~ 夢学の歴史
P113うしろから6行目 高峰 博 『夢学』についての記載有。
当館未所蔵につき確認できないが、フロイト学説にも言及しているようだし近い時代とみられないか。
心理学もいくつか当たったが、日本の昭和初期に当たる文が見られなかった。
- NDC
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- 哲学 (1 8版)
- 参考資料
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- 熊本大学教育学部紀要 人文科学 第42号(1993)
- 『夢学』高峰博/著 有文堂書店1冊
- 『児童の夢と教育』市川一郎/訳著 啓文社書店 P.251
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 府内図書館
- 登録番号
- 1000001746