レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/6/3
- 登録日時
- 2023/12/01 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:43
- 管理番号
- M23050317041502
- 質問
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世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)と、ライトアップイベントを提案したアメリカのAutism Speaksという団体について知りたい。
- 回答
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①『国際連合の基礎知識』に、国連の特別行事として4月2日が「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」であると明記されている。
②『発達障害の疑問に答える』の中で、「二〇〇七年十二月の国連総会は、(中略)『自閉症はグローバルなアクションを必要とする世界全体の課題である』という認識を示し、四月二日を『世界自閉症啓発デー』(World Autism Awareness Day)と定めました。以降、日本も含め、多くの国々では自閉症に対する社会啓発のために官民連携での様々なイベントが毎年活発に行われています。」と世界自閉症啓発デーの成り立ちなどについて説明がある。
③「世界自閉症啓発デー2010・シンポジウムの開催について -4月2日は、国連の定めた『世界自閉症啓発デー』-」の中で、2010年の世界自閉症啓発デーに関連して行われたシンポジウムや取組が紹介されている。
④「世界自閉症啓発デー 日本実行委員会<公式サイト>」では、イベントとして「企業・団体の取り組み」、「日本各地の取り組み」(含むライトアップ施設一覧)などが紹介されている。また、「『世界自閉症啓発デー』Q&A」には、ブルーが自閉症のシンボルカラーであり、ライトアップイベントのほかにもブルーを展開していることが説明されている。
⑤「世界規模での自閉症啓発と支援体制の推進を求めて!~世界自閉症啓発デーの取り組みと第1回ALN会議(NY)の開催~」の中で、Autism Speaksについては「2005年、自閉症児の祖父母であるボブ&スザンヌ・ライトが設立。(中略)米国の3つの自閉症権利擁護団体を併合し、自閉症の啓発と研究に関しての世界最大の権利擁護団体。(後略)」と紹介している。また、Autism Speaksが世界自閉症啓発デーの制定に向けて国連に強く働きかけたこと、「Light It Up Blue Campaign」(世界各地のランドマークをブルーにライトアップしよう!)と呼びかけたことなども紹介されている。
Autism Speaksの公式サイト(英語)としては、⑥「Autism Education & Resources」がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 参考資料
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①国際連合広報局『国際連合の基礎知識』 関西学院大学総合政策学部,2018,490p.参照はp.459.
②黒木俊秀『発達障害の疑問に答える』 慶應義塾大学出版会,2015,185p.参照はp.14-15.
③特別支援教育課「世界自閉症啓発デー2010・シンポジウムの開催について -4月2日は、国連の定めた『世界自閉症啓発デー』-」『教育委員会月報』第62巻第2号,第一法規,2010.5,参照はp.53-55.
④世界自閉症啓発デー日本実行委員会「世界自閉症啓発デー日本実行委員会<公式サイト>」(http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/ 確認2023.7.29).
⑤氏田照子「世界規模での自閉症啓発と支援体制の推進を求めて!~世界自閉症啓発デーの取り組みと第1回ALN会議(NY)の開催~」『ノーマライゼーション』第32巻第8号,日本障害者リハビリテーション協会,2012.8,参照はp.47-49.
⑥Autism Speaks「Autism Education & Resources」 (https://www.autismspeaks.org/ 確認2023.7.29).
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①国際連合広報局『国際連合の基礎知識』 関西学院大学総合政策学部,2018,490p.参照はp.459.
- キーワード
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- 世界自閉症啓発デー
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2023050317094241502
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000342687