レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年02月10日
- 登録日時
- 2019/03/15 15:39
- 更新日時
- 2019/08/08 15:53
- 管理番号
- 埼熊-2018-115
- 質問
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解決
戸建て住宅で道路に面している敷地が一面よりも二面(二方道路)や三面(三方道路)が防犯上危険だと聞いた事がある。このことについて書かれている資料を見たい。
- 回答
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下記の資料と情報を紹介した。
『住まいの防犯性向上のために 埼玉県住宅防犯診断基準・同解説 平成21年度改訂版』(埼玉県都市整備部住宅課編 埼玉県都市整備部住宅課 2010)
p114-115 「一戸建ての住宅の防犯診断に関する基準」あり。
参考資料として、山本俊哉[ほか]著「接道条件と周囲の土地利用から見た戸建住宅の侵入リスクに関する調査」の掲載あり。
『防犯環境設計の基礎 デザインは犯罪を防ぐ』(清永賢二[ほか]著 彰国社 2010)
p19 犯罪者の「やりやすい」3つの柱「近づきやすい(接近性)」「逃げやすい(逃走性)」「いいイメージ(直感)」のうち、「逃げやすい」場所としての記述あり。
p38-60 第2章 安全安心な戸建住宅づくりの基本構想
p54 a 敷地特性と防犯の視点
山本俊哉著「安全・安心な生活環境の設計手法 5.住宅の防犯対策 戸建住宅の防犯対策」(『建築技術 2007年11月』p183-185 建築技術 2007.11)
p177「複数の道路が接する敷地の場合」あり。
《JDreamIII》(ジー・サーチ)
山本俊哉[ほか]著「接道条件と周囲の土地利用から見た戸建住宅の侵入リスクに関する調査」(「日本建築学会技術報告集」13巻26号 p741-746 日本建築学会 2007.12)
戸建住宅の開口部破壊による侵入被害事例287件から、侵入リスク対応の防犯対策上の知見を得ようと試みたもの。「まとめ」に「他の道路や立ち入り可能な隣地に接する部分については、下見の場所になる可能性が高く、侵入・逃走経路として利用されるおそれがあることを明らかにした」とあり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈NDC分類:527 & 書名:防犯〉で検索する。
2 自館目録を〈NDC分類:518 & 犯罪予防〉で検索する。
3 《JDreamIII》(ジー・サーチ)を〈住宅 & 防犯 & 道路〉で検索する。
「防犯のすべて」(『建築知識 2004年10月』p91-180 エクスナレッジ 2004.10)
p96-104 空き巣の侵入経路等の記述あり。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年2月1日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 建築計画.施工 (525 9版)
- 住宅建築 (527 9版)
- 参考資料
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- 『住まいの防犯性向上のために 埼玉県住宅防犯診断基準・同解説 平成21年度改訂版』(埼玉県都市整備部住宅課編 埼玉県都市整備部住宅課 2010)
- 『防犯環境設計の基礎 デザインは犯罪を防ぐ』(清永賢二[ほか]著 彰国社 2010) , ISBN 4-395-00885-2
- 『建築技術 2007年11月』(建築技術 2007.11)
- キーワード
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- 防犯
- 道路
- 防犯予防
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 建築
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000253093