レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/04/10
- 登録日時
- 2015/07/16 00:30
- 更新日時
- 2015/07/16 00:30
- 管理番号
- 6001009015
- 質問
-
解決
「獅子は兎を捕らえるにも全力を尽くす」の原文を知りたい。
『象山先生全集』にあるようだが、原文は「獅子搏兎」であっているだろうか。
電子データが公開されていれば見たい。
- 回答
-
『象山先生全集』は大阪府立図書館の「おおさかeコレクション」で読むことができますが、「獅子搏兎」ではなく、「獅子捉象捉兎皆用全力」と記載されていました。
当館ホームページから「おおさかeコレクション」を選択し、「象山先生全集」で検索してください。読んでいただけます。第18冊(巻三十五)の69丁オ(27コマ)にあります。
・『象山先生全集』巻35(陸九淵/著 古活字版)
http://e-library2.gprime.jp/lib_pref_osaka/da/detail?tilcod=0000000005-00002011
■画面右下 「25~27/44」を選び、27を選択する。全体表示もしくは拡大で表示する。左から3行目下から「獅子捉象捉兎皆用全力」が確認できます。
また、禅宗の典籍として広く読まれた『碧巌録』という本の第38則の本則の評唱にも「譬如獅子捉象亦全其力、捉兎亦全其力」とありました。
この本も、当館ホームページから「おおさかeコレクション」を選択し、「碧巌録」で検索してください。読んでいただけます。第3冊(巻4)25丁オ(27コマ)にあります。
・『仏果圜悟禅師碧巌録』((宋)釈重顕頌古 、(宋)釈古勤評唱 応永 8(1401)年)
http://e-library2.gprime.jp/lib_pref_osaka/da/detail?tilcod=0000000005-00000133
■画面右下 「25~27/35」を選び、27を選択する。全体表示もしくは拡大で表示する。左ページ1行目下から「譬如獅子捉象亦全其力、捉兎亦全其力」が確認できます。
・『用例でわかる四字熟語辞典 改訂第2版』(学研教育出版 2014.8)
は四字熟語の読みや意味、出典が記載されていますが、「獅子搏兎」の項目には、意味は記載されていますが、出典は書かれていません(242頁)。
[事例作成日:2015年4月10日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 中世思想.近代思想 (125 8版)
- 参考資料
-
- 用例でわかる四字熟語辞典 学研辞典編集部‖編 学研教育出版 (242)
- http://e-library2.gprime.jp/lib_pref_osaka/da/detail?tilcod=0000000005-00002011 (『象山先生全集』巻35(陸九淵/著 古活字版))
- http://e-library2.gprime.jp/lib_pref_osaka/da/detail?tilcod=0000000005-00000133 (仏果圜悟禅師碧巌録』((宋)釈重顕頌古 、(宋)釈古勤評唱 応永 8(1401)年))
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000177334