レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/05/09
- 登録日時
- 2023/06/02 00:30
- 更新日時
- 2023/06/22 13:45
- 管理番号
- 14630936
- 質問
-
未解決
国立国会図書館デジタルコレクションで公開している下記資料の日本語訳を探しています。
タイトル:華邨詩鈔
著者:佐久間鼎 著
出版者:佐久間鼎
出版年月日:明37.6
請求記号:187-338
書誌ID:000000516726
URL:https://dl.ndl.go.jp/pid/893470
- 回答
-
以下のとおり調査しましたが、ご照会の資料の日本語訳は見当たりませんでした。
【 】内は国立国会図書館請求記号です。書誌事項末尾に◎を付した資料は国立国会図書館デジタルコレクション(国立国会図書館内/図書館・個人送信対象)資料、☆を付した資料は同インターネット公開資料です。なお、一部旧字を新字に置き換えて表記している箇所があります。
お求めの漢詩の日本語訳を調べるために、まず著者である「佐久間鼎」について、調査をしました。
資料1~3から別名として「安国」「節夫」「花村」「華邨」があることがわかりました。
資料1:関儀一郎, 関義直 共編『近世漢学者著述目録大成』東洋図書刊行会, 1941【121.3-Se123k】◎
p.228(135コマ)に「佐久間華邨(程朱学)」とあり、簡単な経歴がまとまっています。
「名は安国、字は節夫、通称は鼎、華邨は其号なり。」とあります。
資料2: 市古貞次 [ほか]編纂『国書人名辞典 第2巻』岩波書店, 1995.5【GB12-E55】
p.341に「佐久間華邨」の項目があり、資料1と同様の記述がなされています。
参考資料として、資料1が上がっています。
資料3:Web NDL Authorities 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス https://id.ndl.go.jp/auth/ndla
「佐久間, 鼎, 18??」(https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00488929)
別名として「佐久間, 花村; 佐久間, 華邨」が上がっています。
著者である「佐久間鼎」やその別名、詩集名である「華邨詩鈔」をキーワードに、書籍や論文を調査しました。また、日本の漢詩について記述のある事典類も確認しましたが、お求めの資料の日本語訳は見当たりませんでした。
【調査に使用したデータベース類】
・国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/ja/
・国立国会図書館オンライン https://ndlonline.ndl.go.jp/
・CiNii Research https://cir.nii.ac.jp/
・国文学論文・アーカイブズ学文献データベース https://ronbun.nijl.ac.jp/
・HathiTrust Digital Library https://www.hathitrust.org/
・Googleブックス https://books.google.co.jp/
・ジャパンナレッジLib(当館契約データベース)
・皓星社 雑誌記事索引集成データベース(ざっさくプラス)(当館契約データベース)
【調査に使用した主な資料】
・宇野直人 著『知っておきたい日本の漢詩 : 偉人たちの詩と心』勉誠出版, 2018.10【KG815-L8】
・宇野直人 著『日本の漢詩 : 鎌倉から昭和へ』明德出版社, 2017.12【KG821-L7】
・李寅生 著, 宇野直人, 松野敏之 監訳『漢詩名作集成 日本編』明德出版社, 2016.3【KG815-L6】
・合山林太郎 著『幕末・明治期における日本漢詩文の研究 (研究叢書 ; 444)』和泉書院, 2014.2【KG824-L13】
・鈴木健一 著『日本漢詩への招待』東京堂出版, 2013.5【KG815-L1】
・大沼 宜規「日本漢詩翻訳索引」(『参考書誌研究』(75) 2011.9 pp.1-281【Z21-291】☆)
・日外アソシエーツ株式会社 編『明治大正期文芸書総目録 : 小説・戯曲・詩歌・随筆・評論・研究』日外アソシエーツ, 2007.5【KE111-H43】
p.501「佐久間鼎」
・日本漢文小説研究会 編『日本漢文小説の世界 : 紹介と研究』白帝社, 2005.3【KG815-H28】
・石川忠久 著『日本人の漢詩 : 風雅の過去へ』大修館書店, 2003.2【KG815-H19】
・猪口篤志 著, 菊地隆雄 編『日本漢詩 新版 (新書漢文大系 ; 7)』明治書院, 2002.7【KG815-G16】
・三浦叶 著『明治漢文學史』汲古書院, 1998.6【KG827-G53】
・国文学研究資料館 編『明治開化期と文学 : 幕末・明治期の国文学』臨川書店, 1998.3【KG314-G11】
・松浦友久 編著, 植木久行, 宇野直人, 松原朗 著『漢詩の事典』大修館書店, 1999.1【KK62-G2】
・近藤春雄 著『日本漢文学大事典』明治書院, 1985.3【KG812-1】
・木下彪 [ほか]著『漢詩近代名詩研究集成』名著普及会, 1981.11【KG827-57】
・猪口篤志 著『日本漢詩鑑賞辞典 (角川小辞典 ; 22)』角川書店, 1980.7【KG815-17】
・内田泉之助 著『漢詩百選』明治書院, 1963【921-U849k】◎
・佐久間鼎 (花村) 著『西遊絶句鈔』佐久間花村, 明26.5【9-64】☆
・佐久間鼎 著『富岳紀行』佐久間鼎, 明29.11【特29-213】☆
ウェブサイト最終アクセス:2023年5月2日
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
国立国会図書館サーチ
インターネット検索
- NDC
-
- 漢詩文.日本漢文学 (919)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 人文(レファレンス)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000333945