レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/06/09
- 登録日時
- 2023/07/02 00:30
- 更新日時
- 2023/07/20 18:28
- 管理番号
- 14865366
- 質問
-
未解決
①
すみっコぐらし、ハローキティ、リラックマなどのキャラクターは、目が黒丸で表現されています。
こういったキャラクターの感情や心理状態の変化と、目の変化(横や縦に長くなる、線状になる、大小が変わるなど)の相関についての資料を探しています。
形の変化を主に探していますが、色や位置など他の変化についても資料があればお教えいただきたいです。
②
もし①がない場合、マンガやアニメでよく書かれるような目(まつ毛や瞳があるようなもの)について、上記のような資料があればお教えいただきたいです。
- 回答
-
ご質問の内容に合致する資料は見当たりませんでした。
質問②の趣旨に一部関連すると思われる資料を、ご参考までに紹介します。
<参考:資料 (【 】内は当館請求記号)>
・小池栄美 著『アニメーション映画のキャラクター表情と情動表現に関する研究』筑波大学修士(情報学)学位論文 平成31年3月25日 2019 (つくばリポジトリ:http://hdl.handle.net/2241/00159788)
・目良 和也, 青山 正人, 大道 博文, 黒澤 義明, 竹澤 寿幸「顔部位の変化の不随意性に基づく本心感情を隠蔽している表情アニメーションの生成 : ツンデレ表情を事例として」(『知能と情報 = Journal of Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics : 日本知能情報ファジィ学会誌』32(6)=183 2020.12 pp.944-955【Z15-649】)
(J-STAGE:https://doi.org/10.3156/jsoft.32.6_944)
・永井有希・他 著「I-004 パーツの組合せによるアニメ調表情の感情推定(I分野:グラフィクス・画像,一般論文)」(『情報科学技術フォーラム講演論文集』13 (3) 2014.8.19 pp.163-164【YH253-L371】)
(情報処理学会電子図書館:http://id.nii.ac.jp/1001/00153314/)
・「第2章第8節 因子構造の比較と臨床心理学」(横田正夫 著『アニメーションの臨床心理学』誠信書房 2006.8 pp.92-108【KD745-H149】)
・「Ⅰ 16 眼の系譜」(四方田犬彦 著『漫画原論』(ちくま学芸文庫) 筑摩書房 1999.4 pp.160-172【KC486-G397】)
*以下は、関連する内容の記載があった、マンガ等の描き方に関する資料です。
・林晃, 九分くりん 著『キャラの気持ちの描き方 : 表情・感情の表と裏を描き分けよう』ホビージャパン 2015.6【Y78-L3400】
・NextCreator編集部 編著『デジタルイラストの「表情」描き方事典 : 想いが伝わる感情表現53』([NEXT CREATOR]) SBクリエイティブ 2017.7【Y78-L5513】
・スタジオ・ハードデラックス 著『デジタルツールで描く!感情があふれ出るキャラの表情の描き方』スマイナビ出版 2015.12【Y78-L3834】
・宮月もそこ, 角丸つぶら 著『萌えキャラクターの描き分け』性格・感情表現編 ホビージャパン 2015.8【Y78-L3396】
・カリマリカ 著『ポーズと表情の演出テクニック : キャラクターイラストの引き出しを増やす』(ILLUSTRATION MASTER CLASS) 翔泳社 2022.7【Y78-M3361】
・中村仁聴 監修『マンガキャラ顔・髪型・表情入門 : 360°どんな角度もカンペキマスター!』西東社 2020.3【Y78-M1171】
・西東社編集部 編『マンガキャラアタリ練習帳 = MANGA CHARACTER ATARI EXERCISE BOOK : どんなポーズでも描けるようになる!』西東社 2019.10【Y78-M822】
・榎本秋, 榎本事務所 著『描く前に"絵の出来"はすべて決まっている : イラスト・ラフの正しい作り方』秀和システム 2021.12【Y78-M2897】
<その他の主な調査済み資料・データベース>
・小森 俊哉, 小山 慎一, 日比野 治雄「人の不安状態とキャラクターの表情評価」(『日本デザイン学会研究発表大会概要集』60 巻 8B-41 2013年(頁付けなし))(J-STAGE:https://doi.org/10.11247/jssd.60.0_223)
・茂木龍太「キャラクター分析に基づく形式知化とデザイン原案制作支援に関する研究」博士論文 2018 *国立国会図書館デジタルコレクション(インターネット公開)(https://dl.ndl.go.jp/pid/11133202/1/1)
・大塚英志 著『戦後まんがの表現空間 : 記号的身体の呪縛』法蔵館 1994.7【KC486-E492】
・「第三章 情念の表現」(ティエリ・グルンステン 著, 古永真一 訳『線が顔になるとき : バンドデシネとグラフィックアート』人文書院 2008.8 pp.91-142【KC486-J51】)
・伊藤剛「Ⅳ 1 多段階フレーム試論」(鈴木雅雄, 中田健太郎 編『マンガ視覚文化論 : 見る、聞く、語る』水声社 2017.3 pp.293-334【KC486-L333】)
・「第三章 3 人物の表情や動作から風景まで」(手塚治虫 著『手塚治虫のマンガの描き方』(手塚治虫漫画全集 ; 399(別巻17)) 講談社 1997.11 pp.181-208【KC491-G31】)
・竹内オサム 著『マンガ表現学入門』筑摩書房 2005.6【KC486-H162】
・小山昌宏, 玉川博章, 小池隆太 編『マンガ研究13講』水声社 2016.8【KC486-L284】
・斎藤環 著『キャラクター精神分析 : マンガ・文学・日本人』(ちくま文庫 ; さ29-7) 筑摩書房 2014.11【EC211-L105】
・石井徹 著『「少年マガジン」編集部で伝説のマンガ最強の教科書 : 感情を揺さぶる表現は、こう描け!』幻冬舎 2022.6【KC486-M333】
・竹内オサム 監修, 日外アソシエーツ株式会社 編集『マンガ・アニメ文献目録』日外アソシエーツ 2014.10【KC1-L1】
・福田 収一, Vlaho Kostov, 柳澤 秀吉「解説 マンガの感情表現を利用した顔感情の簡便抽出法の開発」(画像ラボ編集委員会 編『画像ラボ』11(6) (通号 126) 2000.6 pp.22-26【Z16-B102】)
・J-STAGE(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/)
(ウェブサイトへの最終アクセスは2023年6月2日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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CiNii、MagazinePlus等での論文検索。キーワード「キャラクター」×「目」「眼」「表情」「表現」
②についてはイラストの描き方の本、キャラクターの作り方の本は数冊確認しています(『目の描き方:表現を究める』『キャラクターの豊かな感情表現の描き方』等)
- NDC
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- 漫画.挿絵.児童画 (726)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 人文(レファレンス)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000335231