レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年07月02日
- 登録日時
- 2021/08/05 15:46
- 更新日時
- 2021/10/03 13:29
- 管理番号
- 2021-16
- 質問
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未解決
古墳時代にたたらという製鉄があるが、伊予国ではどうだったか。砂鉄やたたらに関する記事はないか。
- 回答
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【資料1】のp15~16に、愛媛県の鉄関係遺跡の紹介がある。発行当時はどの遺跡も未調査だったらしく、「愛媛県内の鉄関係遺跡については、ほとんどわかっていない現状である」とある。これらの遺跡から採集した鉄滓の分析結果が、P20に載っている。
「中国地方製鉄研究の現状」 河瀬正利 p5-19
「愛媛県内出土の鉄滓の化学分析」 十亀幸雄 p20
【資料2】は、四国で初めて古代の製鉄炉が発見された高橋佐夜ノ谷Ⅱ遺跡の発掘調査報告書。製鉄炉の時代は7世紀後半から8世紀前半とされているが、出土した遺物の科学分析結果のほか、製鉄炉が作られた経緯についても考察されている。
【資料3】には、【資料2】の遺跡で行われた製鉄炉復元実験についての体験記が載っている。p99-102「製鉄炉復元 “たたら製鉄”実験見学記」
このほか、愛媛県生涯学習センターホームページの『えひめの記憶』で「たたら」「砂鉄」等のキーワードで検索したが、関係する記述は見つからなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 【資料1】『遺跡 第30号』(遺跡発行会 1987.4) <当館請求記号:K209-56-30>
- 【資料2】『高橋佐夜ノ谷Ⅱ遺跡』(今治市教育委員会 2007.3)<当館 請求番号:K200.25-イマ-2007>
- 【資料3】『愛媛石の会会誌 10号』(愛媛石の会 2007.1)<当館請求番号:K450-11>
- キーワード
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- たたら
- たたら製鉄
- 砂鉄
- 古墳時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000302838