レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年1月31日
- 登録日時
- 2013/03/19 17:13
- 更新日時
- 2018/08/31 17:36
- 管理番号
- 県立K2012-255
- 質問
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未解決
山内家の分家であった、高知新田藩(土佐新田藩)の分限帳の所在について
- 回答
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※ 高知県立図書館・高知市民図書館合築に伴い、資料に関する情報が現在の情報とは異なる場合があります。 ※
当館では、史料の所在については分かりませんでした。また、その存在自体も不明です。
土佐山内家家臣に関する史料(分限帳・家臣録の類)として、「御侍中先祖書系図牒」や身分別の「年譜書」があります(※原本は土佐山内家宝物資料館所蔵)。しかし、この系図牒・年譜に高知新田藩(土佐新田藩)の分も含まれているかどうかについては不明です。『高知県歴史辞典』の「御侍中先祖書系図牒」の解説(110p.)には、支藩の分まで含むとも含まないとも書かれていません。
- 回答プロセス
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『角川日本地名大辞典 39高知』 、「土佐新田藩」(p.685)の項目には、「安永9~明治3年。上総国武射・夷隅、下野国安蘇・梁田、常陸国河内郡。」とある。
『高知県歴史辞典』、『高知県百科事典』の索引をみるが、「土佐新田藩」「高知新田藩」「新田藩」「支藩」の項目は無い。
『高知県歴史辞典』の「御侍中先祖書系図牒」の解説(p.110)には、支藩の分まで含むとも含まないとも書かれていない。
『皆山集(土佐之国史料類纂)』(p54~)、『歴代公紀綱文集 上巻・下巻(山内家史料)』(p.715~)に麻布山内氏(高知新田)の系図が載っているが、分限帳等の記載はない。
■自館OPACキーワード検索をする。キーワード「新田藩」。数件ヒットするので、資料にあたる。
『ふるさとの藩』、271p.に「高知新田藩」の説明がある。ただし、8行のみ。新田藩についての説明で、主に山内家の話。分限帳についてはふれていない。
『[土佐山内家宝物資料館]研究紀要 第4号(平成17年度)』、「土佐山内家における高知新田藩の創設意義について」( 藤尾 隆志/箸)(pp.1~12)、分限帳類にはふれていない。
『秦史談 77号』 、「高知新田藩のこと」(岩崎義郎/著)(p.13~)、分限帳類にはふれていない。
- 事前調査事項
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土佐山内家宝物資料館へは問い合わせ済み。史料不明との回答あり。
- NDC
- 参考資料
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- 『高知県歴史辞典』 高知県歴史辞典編集委員会編、 高知市民図書館、1980年 (KX203-17 / 1102764923)
- 『高知県百科事典』 高知新聞社、1976年 (KX031-2 / 1102764949)
- 『角川日本地名大辞典 39高知』 「角川日本地名大辞典」編纂委員会編、 角川書店、1986年 (R291.03 / 1102782354)
- 『土佐史談目録 1号~200号』土佐史談会事務局編、土佐史談会、1996年 (K205-2 / 1102321344)
- 『[土佐山内家宝物資料館]研究紀要 第4号(平成17年度)』土佐山内家宝物資料館編、土佐山内家宝物資料館、2006年 (K205-30 / 1104132673)
- 『秦史談 77号』 秦史談会編、 秦史談会、1997年 (KX205-19 / 1104106115)
- 『ふるさとの藩』 前田勤著、 朝日新聞社、1996年 (KX250-44 / 1102196639)
- 『皆山集(土佐之国史料類纂)』平尾道雄〔ほか〕編、高知県立図書館 (K270-カイ)
- 『歴代公紀綱文集 上巻・下巻(山内家史料)』山内神社宝物資料館 (K250-23)
- キーワード
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- 高知新田藩
- 土佐新田藩
- 新田藩
- 支藩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵機関調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000129181