レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 19990601
- 登録日時
- 2005/02/02 02:14
- 更新日時
- 2005/11/11 11:52
- 管理番号
- D1999F2276
- 質問
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未解決
幕藩体制時に、暗号が通信(手紙)の中に取り入れられていたかどうか。
- 回答
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資料(1)に、水戸藩主徳川斉昭(1800-1860)が使った「神発流仮名」という換字表(文字の置き換え表)を用いる「暗号」についての言及あり。但し、同資料によれば、当時は「暗号」という言葉は用いられなかったようである。
「神発(流)仮名」に関しては、(2)に「神発(流)仮名」が水戸藩のごく一部で書簡中に使用されたことについて、若干詳しい説明がある。
なお、江戸時代の暗号全般に言及した資料は見出せず。
(1) 『ながた暗号塾入門』 長田順行著 朝日新聞社 1988.1 <UC881-E1>
(2) 『烈公の神発仮名と幕末志士の隠し名に就て』 前田香径著 水戸 平野書店 昭15 <特254-427>
p.1-18:「烈公の神発仮名に就て」(神発仮名が書簡中に使用されたことについての解説がある)
< >内は当館請求記号
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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「三田村鳶魚全集 第6巻」: p.390-395 大阪町人の相場通信
- NDC
-
- 言語生活 (809 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 暗号‐歴史
- 江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 公共図書館
- 登録番号
- 1000014158