レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年12月13日
- 登録日時
- 2005/12/13 10:40
- 更新日時
- 2005/12/13 10:45
- 管理番号
- kiryu20051213
- 質問
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解決
桐生市梅田町にあるという田原又太郎忠綱の社について知りたい。また、忠綱の晩年について桐生に伝承等が残っているか。
- 回答
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・社について 質問の社は桐生市梅田町四丁目の皆沢という集落にある皆沢(かいざわ)八幡宮のことで、忠綱明神ともいわれています。現在の社殿は伝承に残る社祠より新しいもので、18世紀後半の建立と考えられています。また、社殿には天文12年の墨書がある「忠綱明神像」と伝えられる木像が安置されています。
・伝承等 忠綱が足利義兼の追手から逃れようと皆沢にひそんだところ、白犬が吠えたために追手に見つかり、征矢を受けたために自害してしまったため、村人が祠を建てたという伝承が皆沢に残っています。この征矢が山鳥の羽毛であったことから、皆沢では山鳥を食さず、白犬も飼わないということです。詳しい伝承は下記の図書資料を参考にしてください。
①『桐生地方史』 歴史図書社 1978年(1928年刊の復刻)発行
②『桐生市史 別巻』 桐生市役所 1971年発行
③『桐生市梅田町の民俗』 群馬県教育委員会 1970年発行
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000026681