レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180807
- 登録日時
- 2021/01/20 00:30
- 更新日時
- 2021/05/19 16:21
- 管理番号
- 0400000019
- 質問
-
解決
戦前、鹿児島県曽於郡岩川町(現在の曽於市大隅町岩川)にあった飛行場の資料はないか?
- 回答
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以下の資料に記述あり。
・目で見る曽於の100年→p66:昼食休憩中の積部隊・芙蓉部隊搭乗員総員集合
・大隅町誌→p373-379:岩川飛行場(八合原基地)~慰霊塔
・市報そお ; 2020年8月号→p3:曽於市に遺る太平洋戦争の記憶
曽於市に遺る太平洋戦争の記憶(むかしむかしのそお市 ; 第4回)
https://www.city.soo.kagoshima.jp/gyousei/shihou/reiwa2/files/08/2020_08_03.pdf
最終確認日:2021年3月29日
岩川飛行場は八合原(はちごうばる)基地と言われていた。
1944(S19)年に建設、翌年4月頃から実際に基地として使用された。
静岡県藤枝での練成を終えた兵が芙蓉部隊と名づけられ、沖縄方面へ出撃。
飛行場であることを知られないよう滑走路に刈草を敷いたり牛を放牧したりしたため、終戦まで米軍に発見されることはなかったという。
現在は大隅町月野八合原に慰霊塔が建っている。
- 回答プロセス
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業務用システムを「岩川 飛行場」「大隅 飛行場」など組み合わせて検索するが、該当の資料ヒットなし。大隅町誌をあたる。岩川飛行場の項目があり、「八合原基地」と呼ばれていたとの記述。「八合原基地」をキーワードに業務用システムを再度全文検索するが、ヒット資料なし。鹿児島県の地域資料をブラウジング、『目で見る曽於の100年』に飛行場隊員の写真あり。インターネット(グーグル)を、「八合原 基地」をキーワードに検索、『市報そお』の2020年8月号がヒット。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 目で見る曽於の100年 : 曽於郡全域 : 写真が語る激動のふるさと一世紀 / 永山又男 , 中島勇三監修(郷土出版社)2004 , ISBN 4-87663-689-3
- 大隅町誌 / 大隅町誌編纂委員会(大隅町役場)1969
- キーワード
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- 曽於郡
- 岩川町
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000292681