レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/04/25
- 登録日時
- 2023/05/02 00:30
- 更新日時
- 2023/05/19 15:53
- 管理番号
- 14581241
- 質問
-
解決
「三十三年式歩兵銃」(あるいは日露戦争中に使われた兵器)について問い合わせることが可能な施設などを知りたい。
- 回答
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ご依頼の事項につきまして、日露戦争時代の軍事・兵器に関する資料を所蔵していると考えられる機関を、以下のとおり紹介します。
・外務省外交史料館
※同史料館ホームページ( https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/index.html )に、同館は幕末以来の日本の外交史料を保存し利用に供している、外務省の公文書館であるとの記載があります。
・防衛研究所
※同所ホームページ( http://www.nids.mod.go.jp/military_archives/about_military_archives.html )に、同館史料室にて陸軍省が編集した明治元年から昭和17年までの公文書などを保管しているとの記載があります。
・国立公文書館
※同館ホームページ( https://www.archives.go.jp/about/outline/ )に、同館が国の行政機関などから移管を受けた歴史資料として重要な公文書などを保存管理しているとの記載があります。同館アジア歴史資料センター( https://www.jacar.go.jp/ )では、国立公文書館、外務省外交史料館、防衛省防衛研究所から、デジタル化されたアジア歴史資料(近現代における日本とアジア近隣諸国などとの関係に関わる日本の歴史的な文書)をインターネットを通じて公開しています。
・靖國偕行文庫
※同機関ホームページ( https://www.yasukuni.or.jp/schedule/archives.html )に、同機関が戦史・戦記・部隊史・教程・教範類・英霊の追悼録・回想録などの日本近代軍事史関係資料を所蔵しているとの記載があります。
・陸上自衛隊土浦駐屯地武器学校
※同学校ホームページ( https://www.mod.go.jp/gsdf/ord_sch/kengaku.html )に、同学校広報地区にて屋外展示装備品および小火器コーナーを有しているとの記載があります。
・戦争博物館
※同館ホームページ( https://www.sensouhakubutsukan.or.jp/ )に、同館は明治維新、建軍から大東亜戦争までに関する日本で唯一の戦争博物館であり、収集・調査・研究も行っているとの記載があります。
・知覧特攻平和会館
※同館ホームページ( https://www.chiran-tokkou.jp/history.html )に、同館戦史資料展示室にて、西南戦争から第二次世界大戦まで市井の人々がどのように戦争に関わってきたのかを証言映像や資料で紹介しているとの記載があります。
・愛知大学国際問題研究所
※同所ホームページ( https://www.aichi-u.ac.jp/aiia/guide )に、同所にて近現代の戦争史資料 (鈴木隆史氏寄贈(名城大学))を扱っているとの記載があります。
・日本銃砲史学会
※同会ホームページ( https://nihonjyuuhoushigakkai.com/ )に、同会が火器・銃器の発達史、技術史、科学史ならびに火器に関連するものの歴史研究を行うことを目的として活動を行っているとの記載があります。
[その他調査済み資料およびホームページ]
【 】内は当館請求記号です。
・専門情報機関総覧 2018. 専門図書館協議会調査分析委員会 編集. 専門図書館協議会, 2018.2 【UL2-L15】
・課題解決のための専門図書館ガイドブック. 専門図書館協議会私立図書館小委員会 編. 読書工房, 2020.8 【UL314-M8】
・国立国会図書館オンライン ( https://ndlonline.ndl.go.jp/ )
・国立国会図書館サーチ ( https://iss.ndl.go.jp/ )
・国立国会図書館デジタルコレクション ( https://dl.ndl.go.jp/ )
・レファレンス協同データベース ( https://crd.ndl.go.jp/reference/ )
インターネットの最終アクセス日は2023年4月24日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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当館の調査結果は以下です。
(当館所蔵資料)
・『兵隊たちの陸軍史 兵営と戦場生活 ドキュメント=近代の顔』(伊藤桂一/著 番町書房 1969) p.65
・『寺内正毅日記 一九〇〇~一九一八 京都女子大学研究叢刊』(寺内正毅/[著] 京都女子大学 1980.12) p.217
・『幕末明治実歴譚(青蛙選書)』(綿谷雪/編 青蛙房 1971)p.177-307、p.302-307、p.306
・『日本科学発達史』(寺島柾史/著 啓文社 1937) p.229-230
・『叢書日本人論 38 日本民族の科学的優秀性』(寺島柾史/著 南博/監修 大空社 1997.6)p.43-45
(国会デジタルコレクション)
・『銃創論講義』(芳賀栄次郎/著 南江堂 明37.7)コマ19-20
・『銃猟界』11(6)(金丸銃砲店 1915.61)(2023/3/29現在)コマ16-17
・『実業の世界 9(4);二月十五日』(実業之世界社 1912.2.15)コマ48
(Webページ)
・【賞賛されていた陸海軍 知られざる日本】北欧の親日国フィンランド 日露戦争の勝利が独立の精神的支柱に - 政治・社会 – ZAKZAK
https://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141001/dms1410011140007-n1.htm
(その他、三十三年式歩兵銃の記載はなかったが確認した資料)
・『明治卅七八年日露戰史 第1巻』(參謀本部/編纂 東京偕行社 1912)
・『日露戦争の軍事史的研究』(大江志乃夫/著 岩波書店 1976)
・『日露戦争兵器・人物事典』(歴史群像編集部/編 学研パブリッシング 2012.1)
・『日露戦争統計集 12 近代日本歴史統計資料 兵器』(陸軍省/編 東洋書林 1995.6)
・『日本の軍用銃と装具』(須川薫雄/著 国書刊行会 1995.6)
・『有坂銃 日露戦争の本当の勝因』(兵頭二十八/著 四谷ラウンド 1998.3)
- NDC
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- 兵器.軍事工学 (559 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 三十三年式歩兵銃
- 日露戦争
- 歩兵銃
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 科学技術(レファレンス)
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000332749