レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年09月16日
- 登録日時
- 2023/02/07 14:26
- 更新日時
- 2023/04/15 12:53
- 管理番号
- 関大総図 22A-10J
- 質問
-
解決
医学研究におけるエビデンス・レベルの分類表(各研究の手法を質の高い順に一覧にした表)を探している。『診療ガイドライン作成マニュアル 2020』には見当たらなかった。
- 回答
-
『診療ガイドライン作成の手引き 2007』に当該表の掲載が確認できます。
http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/glgl/glgl.pdf
2022/09/15リンク切れ。WaybackMachine(https://archive.org/)にて復元可能なことを確認。
また、同書の付録7(p.40)には、より詳細な分類例の掲載があります。
原典はOxford Centre for Evidence based Medicine Level of Evidence とあり、
発行元のページで2009年改訂版が公開されています。
https://www.cebm.ox.ac.uk/resources/levels-of-evidence/oxford-centre-for-evidence-based-medicine-levels-of-evidence-march-2009
【最終アクセス日:2023/02/09】
なお、上記診療ガイドライン作成の手引き(2007)以降の版(2014や2020)には当該レベル表の掲載は確認できませんでした。2014年版の手引きでは、エビデンス総体(body of evidence)を重視することや、益と害(benefit and harm)の評価とバランスを考慮する重要性が強調されており、評価の方法が変わったことが背景にあると考えられます。2020年版で言及されているGRADEアプローチも上記方向性を踏襲するものです。
参考
Minds 診療ガイドライン作成の手引き2014
https://minds.jcqhc.or.jp/s/guidance_2014 【最終アクセス日:2023/02/09】
Minds診療ガイドライン作成マニュアル2020
https://minds.jcqhc.or.jp/s/manual_2020_3_0 【最終アクセス日:2023/02/09】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
『診療ガイドライン作成マニュアル 2020』は調査済。
- NDC
-
- 臨床医学.診断.治療 (492)
- 参考資料
- キーワード
-
- Evidence-Based Medicine (EBM)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 大学院生
- 登録番号
- 1000328669