レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2022/12/09 17:36
- 更新日時
- 2022/12/21 10:22
- 管理番号
- 2022-11.9
- 質問
-
解決
哲学の「言語ゲーム」について、専門知識がない人でも分かりやすそうな本はないか。
- 回答
-
以下のような資料がある。
①『はじめての言語ゲーム』(橋爪 大三郎/著 講談社 2009.7)
哲学者ヴィトゲンシュタインが提案した「言語ゲーム」について、ヴィトゲンシュタインの生い立ちや時代背景などとともに、入門者にも分かりやすく書かれている。
②『ツチヤ教授の哲学講義』土屋 賢二/著 岩波書店 2005.12)
p.147-168「第八日 コーヒーを注文する方法 言語ゲームを考えなくてはならない理由」
p.169-187「第九日 言語ゲームで哲学はどう変わるか」
この本は、「主として哲学を知らない一、二年生の学生を対象に」(ⅸ頁より)した大学の講義もとに書かれている。講義を実際に聞いているような文章。
③『哲学図鑑 現代人の悩みをすっきり解消する』(大城 信哉/著 小川 仁志/監修 誠文堂新光社 2013.9)
p.116-119「なんで言葉が通じない人がいるの!? ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン」あり。
④『哲学用語図鑑 [正]』(田中 正人/著 斎藤 哲也/編集・監修 プレジデント社 2015.3)
p.272-273「言語ゲーム」。図解で分かりやすい。
⑤『哲学の解剖図鑑:「知」の歴史がマルわかり』(小須田 健/著 エクスナレッジ 2019.10)
p.44 ウィトゲンシュタインの「理解」、p.53 ウィトゲンシュタインの「言葉」。イラストとともに解説。
*この他、ウィトゲンシュタイン(ヴィトゲンシュタイン)に関する本は多数所蔵があり、その中で「言語ゲーム」についても述べられているが、入門書と謳われている本でも、専門知識がないと難解なものがあるようだった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 西洋哲学 (130)
- ドイツ.オーストリア哲学 (134)
- 哲学 (100)
- 参考資料
-
-
資料①:橋爪大三郎 著 , 橋爪, 大三郎, 1948-. はじめての言語ゲーム. 講談社, 2009. (講談社現代新書 ; 2004)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010412301-00 , ISBN 9784062880046 -
資料②:土屋賢二 著 , 土屋, 賢二, 1944-. ツチヤ教授の哲学講義. 岩波書店, 2005.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008052193-00 , ISBN 4000013998 -
資料③:小川仁志 監修 , 大城信哉 著 , 小川, 仁志 , 大城, 信哉. 哲学図鑑 : 現代人の悩みをすっきり解消する : 恋愛やビジネスから人生観まで役立つ. 誠文堂新光社, 2013.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024822552-00 , ISBN 9784416313114 -
資料④:田中正人 著 , 斎藤哲也 編集・監修 , 田中, 正人, 1970- , 斎藤, 哲也, 1971-. 哲学用語図鑑 = THE VISUAL DICTIONARY OF PHILOSOPHY. プレジデント社, 2015.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026104054-00 , ISBN 9784833421195 -
資料⑤:小須田健 著 , 小須田, 健, 1964-. 哲学の解剖図鑑 : 「知」の歴史がマルわかり. エクスナレッジ, 2019.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029967579-00 , ISBN 9784767826684
-
資料①:橋爪大三郎 著 , 橋爪, 大三郎, 1948-. はじめての言語ゲーム. 講談社, 2009. (講談社現代新書 ; 2004)
- キーワード
-
- 言語ゲーム
- ヴィトゲンシュタイン
- ウィトゲンシュタイン
- 哲学
- 用語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000325295