レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年01月04日
- 登録日時
- 2014/01/04 18:00
- 更新日時
- 2014/01/05 08:28
- 管理番号
- 20140104-2
- 質問
-
解決
竹流金について知りたい。
- 回答
-
日本国語大辞典
たけながし‐きん 【竹流金】
〔名〕
室町末期から戦国時代にかけて作られた秤量金貨幣の一種。円筒形を中央で真二つに縦割りにした形の鋳型に流しこんだもので、割竹に金を流しこんだ形に見立てられている。金地金から貨幣化に移る段階がうかがえるもの。・・・
国史大辞典
竹流金 たけながしきん
竹を割った中に灰吹金・吹金などを溶かして流し固めた金。竿金ともいう。十六世紀ころには秤量貨幣として通用し切遣いされた。・・・
豊臣秀頼が京都の大仏殿再興のため、大閤の貯えた分銅から大仏大判をつくった。慶長十三年(一六〇八)―十七年の『金子分銅吹破判金究申帳』によると、金子分銅大小二十八、四万五千枚(一枚=四十四匁)、これを竹流にし、判金をつくる減目四千九百一枚八両三分とみえる。
[参考文献]
小葉田淳『日本の貨幣』(『日本歴史新書』)、田中美清編『佐渡志』(『佐渡叢書』二)、松平定能編『甲斐国志』二(『大日本地誌大系』)
竹流金 造幣博物館
http://www.mint.go.jp/faq_museum#faq9 (2014/01/04確認)
http://www.mint.go.jp/enjoy/plant-osaka/plant_newexhibition_3.html (2014/01/04確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 貨幣.通貨 (337 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 竹流金 たけながしきん
- 貨幣
- 歴史
- 竹流し金
- 竹流し判
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- http://coinkun.cocolog-nifty.com/coin/2008/10/post-f2e6.html (2014/01/04確認)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000142986