レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/02/13
- 登録日時
- 2024/03/13 00:30
- 更新日時
- 2024/03/13 12:33
- 管理番号
- 所沢柳瀬-2023-011
- 質問
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解決
スリランカでは何語を話すのか。
- 回答
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シンハラ語、タミル語、英語が話されているようです。
下記の資料に記載があります。
〇『世界大百科事典 15』 平凡社 2007年
〇『広辞苑』 新村出/編 岩波書店 2018年
〇『きみにもできる国際交流 3』 偕成社 1999年
〇『世界地理』 田邉裕/監修 ポプラ社 2005年
- 回答プロセス
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1.参考資料内容確認
〇『世界大百科事典 15』 平凡社 2007年
p.205 -208「スリランカ」の項目に下記の記載があります。
p.205 「主要言語=シンハラ語,タミル語」
p.206 「住民、言語](略)1956年以降シンハラ語が公用語とされている。(略)タミル語は1978年に国語の地位を与えられた。このほか、マレー語を母語とするマレー人、英語を母語とするバーガー人Burgherが、それぞれ約0.3%ずつの人口比率を占める少数民族である。」
〇『広辞苑』 新村出/編 岩波書店 2018年
p.1590 「スリランカ」の項目に「主要言語はシンハラ語・タミル語。」との記載があります。
2.所蔵資料内容確認
〇『きみにもできる国際交流 3』 偕成社 1999年
p.47 「スリランカ」の「ことばをめぐる対立」の項目に下記の記載があります。
「人々の間ではおもなことばが二つある。国民の約8割はシンハラ語を話す人々、残りの約2割がタミル語を話す人たち。ことばの種類や書く文字がとてもちがうので、国語をどちらにするか、もめている。現在は二つとも国語と決められているけれど、会社や公共機関では、英語もよく使われている。」
3. 後日調査による追加資料
〇『世界地理』 田邉裕/監修 ポプラ社 2005年
p.144「世界を知る 国別情報」「アジアの国々」「スリランカ民主社会主義共和国」の項目に下記の通り記載があります。
・「主要言語」の項目に「シンハラ語、タミール語、英語」と記載があります。
・「シンハラとタミルのはげしい民族紛争」の項目に下記の通り記載があります。
「1956年に、シンハラ語のみを公用語とし、シンハラ人の信仰する仏教を国教としたことから、少数派でヒンドゥー教徒のタミル人は反発し、対立を深めていきました。(略)政府はタミル文化への配慮として、1988年、タミル語も公用語としましたが、紛争やテロはおさまりませんでした。」
- 事前調査事項
- NDC
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- その他の東洋の諸言語 (829 9版)
- 参考資料
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- 世界大百科事典 15 平凡社 2007.9 031
- 広辞苑 新村出/編 岩波書店 2018.1 813.1 978-4-00-080131-7
- きみにもできる国際交流 3 偕成社 1999.3 319 4-03-629530-6
- 世界地理 田邉裕/監修 ポプラ社 2005.3 290 4-591-08448-5
- キーワード
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- スリランカ
- 公用語
- 言語
- 国語
- シンハラ語
- タミル語
- 英語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 小学生
- 登録番号
- 1000347332