レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年05月26日
- 登録日時
- 2021/05/19 16:45
- 更新日時
- 2021/07/28 09:50
- 提供館
- 京都市図書館 (2210023)
- 管理番号
- 右中-郷土-146
- 質問
-
解決
アメリカの飛行家リンドバーグ夫妻が京都に来た際,どこへ行ったのか知りたい。
- 回答
-
リンドバーグ夫妻は昭和6年(1931),北太平洋横断飛行の途中,8月24日根室から霞ケ浦を経由し日本に到着,9月18日まで滞在しました。【資料2・3】
9月13日,茨木県土浦市より大阪木津川尻の空港に着水後,自動車で京阪国道を通り京都へ入洛,都ホテルに宿泊しました。
14日~16日にかけ府庁舎,市役所,また同志社大学デントン教授を訪ね,京都御所,二条離宮,嵐山,金閣寺,桃山御陵などを観光しました。【資料1・6~9】
17日滞在先の奈良から大阪を経て,福岡へ向かいました。
この時,京都の少年がリンドバーグ夫妻の飛行機に潜入し,密航を企てる事件が発生しました。【資料10】
その事件や日本飛行記録について,リンドバーグ夫人が手記に残しています。【資料4・5】
- 回答プロセス
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●リンドバーグ夫妻が来日した日や,京都を訪れた日を確認・・・【資料1~3】
※『京都府百年の年表』や『日本航空史』,『日本航空史年表』を確認するも,京都を訪れた日は見つからず。
●“リンドバーグ”,“リンドバーグ 日本”などをキーワードに,京都市図書館の所蔵を検索・・・【資料4・5】
●新聞記事データベースやマイクロフィルムを“リンドバーグ夫妻”,“リンディ夫妻”,“リンデー夫妻”などをキーワードに確認・・・【資料6~10】
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (071)
- 個人伝記 (289)
- 日本 (291)
- 参考資料
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- 【資料1】『都ホテル100年史』(都ホテル 1989)p310
- 【資料2】『世界名作選 2』(山本 有三/編 新潮社 1998)p118~164“日本紀行”
- 【資料3】『昭和ニュース事典 3』(毎日コミュニケーションズ 1991)p758~764“リンドバーグ来日”
- 【資料4】『翼よ,北に』(アン・モロー・リンドバーグ/[著] みすず書房 2002)p153~206
- 【資料5】『輝く時,失意の時』(アン・モロウ・リンドバーグ/著 三好企画 1997)p256~272
- 【資料6】『京都日日新聞 昭和6年(1931)9月14日』3面“あこがれの京都へようこそ、リンデイ”【マイクロフィルム】
- 【資料7】『京都日出新聞 昭和6年(1931)9月15日』2面“滞洛第一日のリンデイ夫妻”【マイクロフィルム】
- 【資料8】『朝日新聞 京都版 昭和6年(1931)9月15日』2面“市廰の露台から京都を俯瞰”【マイクロフィルム】
- 【資料9】『京都日出新聞 昭和6年(1931)9月16日』2面“嵐峡の秋色を賞でながら”【マイクロフィルム】
- 【資料10】『京都日日新聞 昭和6年(1931)9月18日』夕刊 2面“リンデイ機に潜伏 少年密航を企つ”【マイクロフィルム】
- キーワード
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- チャールズ・オーガスタス・リンドバーグ
- アン・モロー・リンドバーグ
- 北太平洋横断飛行
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000298480