レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年12月31日
- 登録日時
- 2010/01/27 14:13
- 更新日時
- 2011/01/05 14:37
- 管理番号
- さいたま-南-20100008
- 質問
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解決
“足立百不動尊”と“足立坂東三十三観音霊場”というのがあるそうだが、さいたま市南区にあるのはどこか。
- 回答
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「足立百不動尊」の成立年は不明である。しかし百番の行弘寺にある供養塔には、安政六年(1860年)に建てられたとあり、それ以前から信仰があったものと考えられる。
一方、観音霊場を巡る「足立坂東三十三カ所」は、宝永二年(1705年)に高橋源太郎昌教が開いたとされる。
不動尊、観音霊場はどちらも、当時の足立郡にあたる、さいたま市(旧浦和市、旧大宮市地域)、川口市、戸田市、蕨市、鳩ヶ谷市、東京都北区などにあるが、その多くは旧浦和市地域内にある。
ただし、すでに廃寺になっているところや、当時と同じ場所にはないところもある。
現在のさいたま市南区にあるのは以下のとおり。
[足立百不動尊]
46番:一乗院(内谷)、47番:西蔵寺(内谷)、48番:観音寺(四谷)、67番:不動堂(鹿手袋)、68番:遍照院(沼影)、69番:真福寺(別所)、73番:医王寺(白幡)、74番:宝性寺(南本町)、75番:不動堂(文蔵)、76番:玉泉院(根岸)、77番:和光院(辻)、78番:吉祥院(辻)、98番:安楽寺(大谷口)、99番:善応院(広ヶ谷戸)、100番:行弘寺(太田窪)
[足立坂東三十三カ所]
4番:普門院(寺)(太田窪)、8番:福聚院(大谷口)、10番:宝性寺(南本町)、11番:観音堂(白幡)、12番:広田寺(沼影)、14番:観音寺(四谷)、15番:普門院(寺)(内谷)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏会 (186)
- 関東地方 (213)
- 日本 (291)
- 参考資料
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- 『歩いて確かめた私の足立百不動尊巡拝記』 高島英一
- 『浦和を知る事典』 さきたま出版会 p191,p244
- キーワード
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- さいたま市南区
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000062447