レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20230511
- 登録日時
- 2023/07/07 00:30
- 更新日時
- 2023/12/02 11:52
- 管理番号
- 0401005541
- 質問
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解決
『新輯 内田百閒全集第十六巻』p351に松浜軒についての記載があるが、「そのお庭の記述は私の他の文集に載せてゐるからここには省略する。」とある。その記述が読みたい。
- 回答
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「鹿児島阿房列車 後章」「春光山陽特別阿房列車」「雷九州阿房列車」「長崎の鴉 長崎阿房列車」「列車寝台の猿」「八代紀行」に記載あり。参考資料を紹介した。
- 回答プロセス
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キーワード「内田百閒 松浜軒」「松浜軒」を自館検索するがヒットなし。
NDLサーチで「内田百閒 松浜軒」と検索したところ、『鬼苑漫筆』が該当。
内容を確認したが、質問者が提示した資料と同様の記載があるのみ。
※デジタルコレクション
内田百間 著『鬼苑漫筆』,三笠書房,1956.(永続的識別子:info:ndljp/pid/1664185)
松浜軒が熊本県八代市にあることから、キーワードに「熊本」「八代」を追加し自館資料及びNDLサーチで再度検索したがヒットなし。
Google booksで「内田百閒 八代」と検索したところ、該当した資料の中に「八代紀行」の文字あり。
「八代紀行」を自館検索すると、[資料1]が該当。
Google scholarで「内田百閒 八代」と検索したところ、小長井涼「阿房列車と鉄道唱歌」が該当。
※J-STAGE https://www.jstage.jst.go.jp/article/nichidaisenkoronshu/12/0/12_1/_article/-char/ja/ (2023/5/11最終確認)
論文の中に度々登場する「阿房列車」をキーワードに自館資料を再度検索したところ、[資料2・3]がヒット。
それぞれ原本で目次を確認すると、小目次に「熊本」「八代」の記載あり。該当箇所の内容を確認したところ「松濱軒」についての記載あり。
「内田百閒 松浜軒」をインターネット検索すると、ダ・ヴィンチwebのページが該当。
※「この夏、文庫片手に寝台列車で行く 内田百閒『阿房列車』をめぐる旅」
https://ddnavi.com/news/247643/a/ (2023/5/11最終確認)
ページ内の松浜軒に関する箇所を確認したところ、出典として「長崎の鴉 長崎阿房列車」と記載あり。
NDLサーチで「長崎阿房列車」を検索すると、『禁客寺』がヒット。
全文検索で「松浜軒」を検索すると、80-81コマ目がヒットした。
※デジタルコレクション
内田百間 著『禁客寺』,ダヴィッド社,1954.(永続的識別子:info:ndljp/pid/1660580)
- 事前調査事項
- NDC
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- 作品集 (918 10版)
- 参考資料
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- 内田百間全集 第8巻,内田 百間/[著],講談社,1979 (資料1|0112830179|/918.6/シュ/040969)
- 新輯内田百間全集 第14巻,内田 百間/著,福武書店,1987.2 (資料2|0114391303|/918.6/ウ/14)
- 新輯内田百間全集 第15巻,内田 百間/著,福武書店,1987.3 (資料3|0114391329|/918.6/ウ/15)
- 新潮日本文学アルバム 42,新潮社,1993.12 (記述の記載はないが、松浜軒の写真掲載。|0115974313|/910.2/シ/)
- キーワード
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- 内田 百閒(うちだ ひゃっけん)
- 松浜軒(しょうひんけん)
- 熊本県
- 八代市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000335592