レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/1/12
- 登録日時
- 2021/06/23 00:30
- 更新日時
- 2021/06/25 11:46
- 管理番号
- 6000006405
- 質問
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解決
江戸時代、農業用水の管理について井組(ゆぐみ)、井親(ゆおや)、井子(ゆのこ)という用語があるが、なぜ「井」を「ゆ」と発音するのか。
- 回答
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国会図書館レファレンス共同データベースに尼崎市立図書館が「尼崎地域の農業用水を使う村々の水利慣行について」の回答に井親(ゆおや)、井子(ゆこ)について詳述されているが、なぜ「ゆ」と発音するかは述べられていない。
『国史大事典』(吉川弘文館)では「井親(いおや)」の項目がある。
『百姓たちの水資源戦争』(草思社)では「井元(いもと)」「井親(いおや)」と振られている。ただし滋賀県の用水路は、「一ノ井(いちのゆ)」と振られており、井を「ゆ」とも読ませている。
尼崎市立図書館のレファレンス事例をもとに地域研究資料館に確認。回答はおそらく関西の訛りで「ゆ」と発音されたのではないかということであった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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西宮市水道七十年史 地域計画建築研究所/編著 西宮市水道局(1994年)
図説尼崎の歴史 上 尼崎市立地域研究史料館/編 尼崎市(2007年)
大井の歴史 大井組顕彰碑建設実行委員会/編集発行(1973年)
百姓たちの水資源戦争 渡辺 尚志/著 草思社(2014年)
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西宮市水道七十年史 地域計画建築研究所/編著 西宮市水道局(1994年)
- キーワード
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- 井組(ゆぐみ) 井親(ゆおや) 井子(ゆのこ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000300661