レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/11/13
- 登録日時
- 2021/06/23 00:30
- 更新日時
- 2021/06/25 11:46
- 管理番号
- 6000006201
- 質問
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解決
西宮市名次町、南郷町近辺に松下幸之助邸をはじめとする財界人の豪邸が多くあるのはなぜか
- 回答
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『西宮市史3巻』(p352)より昭和6年からの大社村南郷山土地区画整理事業で開発されたことが判明。
西宮市情報公開課に問い合わせると、住友信託銀行による開発であったことがわかる。
『住友信託銀行全史』(p42)に「理想的住宅地を造成し、その後一般にこれを分譲することに成功。関西初の近代的高級住宅地帯として非常な好評を博した」とある。
西宮市情報公開課所蔵の『住友信託銀行50年史』には、購入者を調査し選定したことや、その結果分譲を断った例もあったことが記載されている。
なお、その記述は『住友信託銀行30年史』より引用されており、同書籍は神戸市立中央図書館に所蔵あり。
また、区画整理前後の地図を西宮市情報公開課では所蔵しており、その地図を見ると名次町の1区画が南郷町の1区画よりはるかに広いこともわかる。
- 回答プロセス
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西宮市史 区画整理関係の資料を当たるが図書館には該当箇所の資料はなし 情報公開課に問い合わせ
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 西宮市史 第3巻 西宮市/編集発行 (p350-353)住友信託銀行全史 住友信託銀行株式会社調査部社史編纂プロジェクトチーム/編集 住友信託銀行(p42)
- キーワード
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- 名次町(ナツギチョウ)、南郷町(ナンゴウチョウ)、名次山(ナツギヤマ)、南郷山(ナンゴウヤマ)、ニテコ池、松下幸之助、松下邸、光雲荘(コウウンソウ)、豪邸、財界人、宅地開発、区画整理
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000300652