レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/04/02
- 登録日時
- 2023/04/29 00:30
- 更新日時
- 2023/04/29 09:44
- 管理番号
- 所沢本-2023-003
- 質問
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解決
新元号「令和」の元になった万葉集が見たい。
- 回答
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下記資料に記載があります
〇『萬葉集釋注 原文篇』伊藤博/著 集英社 2000年
〇『新編国歌大観 第2巻 [1]』 「新編国歌大観」編集委員会/編 角川書店 1984年
〇『令和の力、万葉集の力』 中西進/著 短歌研究社 2019年
○『新編日本古典文学全集 7』 小学館 1995年
○『日本古典文学大系 5』 岩波書店 1978年
〇『新日本古典文学大系 1』 佐竹昭広/[ほか]編集委員 岩波書店 1999年
〇『日本の古典 3』 小学館 1984年
- 回答プロセス
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1.データベース検索
〇朝日新聞クロスサーチ
2019年04月02日朝刊(1総合)」に、「令和 新元号、万葉集から 5月1日施行」の記事あり。
→「典拠となった万葉集は20巻から成り、約350年間にわたって詠まれた約4500首を集めている。(中略)引用したのは梅の花の歌の序文「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」(書き下し文)。歌人・大伴旅人(おおとものたびと)が大宰府長官時代に宴会を開いた時につくった。」と掲載あり。
2.インターネット検索
〇朝日新聞デジタル
「新元号、政府提示6案に英弘・広至など 日本書紀も典拠 令和」 2019年04月02日 「令和」の典拠として出典「万葉集」巻五、梅花の歌三十二首并せて序」と掲載あり。
3.所蔵資料の内容確認
〇『萬葉集釋注 原文篇』伊藤博/著 集英社 2000年
p169 「梅花歌卅二首并序」の記載あり。原文のみ。
〇『新編国歌大観 第2巻 [1]』 「新編国歌大観」編集委員会/編 角川書店 1984年
p41 「梅花歌卅二首并序」の記載あり。原文のみ。
4.後日調査の追加事項
〇『令和の力、万葉集の力』 中西進/著 短歌研究社 2019年
p8 「第一章『万葉集』と令和」の章に、「梅花の歌三十二首 并せて序」の記載あり。
p167 「第四章」の「二 「令和」と万葉集」」に、「「令和」に込められた『万葉集』の一節」の項あり。
○『新編日本古典文学全集 7』 小学館 1995年
p.40 中段に読み下し文、下段に原文と口語訳、頭注あり。
○『日本古典文学大系 5』 岩波書店 1978年
p.72 原文、頭注あり。
〇『新日本古典文学大系 1』 佐竹昭広/[ほか]編集委員 岩波書店 1999年
p465~466 読み下し文と原文あり。
p464~465 脚注あり。
〇『日本の古典 3』 小学館 1984年
p203~205 読み下し文、現代語訳、脚注あり。
5.確認したところ記載のなかった資料
×『万葉ことば事典』青木生子/監修 大和書房 2001年
p99「うめ(梅)」の項を確認。記載なし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 作品集 (918 9版)
- 参考資料
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- 新編国歌大観 第2巻 [1] 「新編国歌大観」編集委員会/編 角川書店 1984.3 911.108
- 萬葉集釋注 原文篇 伊藤博/著 集英社 2000.5 911.124 4-08-165012-8
- 令和の力、万葉集の力 中西進/著 短歌研究社 2019.11 911.12 978-4-86272-632-2
- 新編日本古典文学全集 7 小学館 1995.4 918 4-09-658007-4
- 日本古典文学大系 5 岩波書店 1978 918
- 新日本古典文学大系 1 佐竹昭広/[ほか]編集委員 岩波書店 1999.5 918 4-00-240001-8
- 日本の古典 3 小学館 1984.1 918 4-09-556003-7
- 朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASM4201XCM41UTFK02T.html?iref=pc_ss_date 2023/04/11
- キーワード
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- 古典
- 万葉集
- 元号
- 令和
- 梅花の歌三十二首 并せて序
- 梅花歌卅二首并序
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000332587