レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009.09.24
- 登録日時
- 2011/04/12 02:03
- 更新日時
- 2011/04/12 02:03
- 管理番号
- 新市図-00997
- 質問
-
解決
「野菜菓子」の歴史や作り方を知りたい。古くからあるもののようだが情報があまりない。
- 回答
-
以下の情報を提供。
①梅鉢屋ホームページ(http://umebachiya.com/)
②AllAbout「バレンタインに野菜菓子 向じま 梅鉢屋」
(http://allabout.co.jp/gs/wagashi/closeup/CU20071206A/)
③毎日jp もっと知りたいエコロジー 「昔ながらの野菜が決め手~伝統ある野菜菓子」
④読売新聞2006年5月24日付,日経新聞1992年12月10日付梅鉢屋の記事。
④『和菓子風土記』(平凡社 2005)
⑤『漬物歳時記』(一ノ谷アサ子 KKダイナミックセラーズ 1983)
⑥『おばあちゃんのお茶うけ Part2』(吉田文子 川辺書林 2004)
- 回答プロセス
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①歴史
・百科辞典で調べるが,項目なし。
・インターネットで調査。キーワード「野菜菓子」で検索すると以下のホームページが見つかる。
梅鉢屋ホームページ(http://umebachiya.com/)
東京・向島の和菓子店。「塩漬」に対し「砂糖漬」と呼ばれ,菓子店よりは薬店で売られていたようだとの記述あり。
AllAbout「バレンタインに野菜菓子 向じま 梅鉢屋」
(http://allabout.co.jp/gs/wagashi/closeup/CU20071206A/)
やはり東京・向島の和菓子店が紹介されている。
毎日jp もっと知りたいエコロジー 「昔ながらの野菜が決め手~伝統ある野菜菓子」
(http://mainichi.jp/life/ecology/mottshiritai/archive/news/2008/20080311org00m040003000c.html)
東京・向島の和菓子店を紹介。「おそらく中国から九州地方に渡ってきたのだろうといわれている。」とあるが,詳細は分からないらしい。
・新聞記事データベースで検索。読売新聞2006年5月24日付,日経新聞1992年12月10日付に梅鉢屋の記事あり。読売新聞の記事によれば,「農作物の保存のため糖みつで加工したのが発祥とされている」との記述あり。
・所蔵資料を調べる。『日本食物史』や和菓子の歴史の本には野菜菓子の記述は見られない。
『和菓子風土記』(平凡社 2005)91pに大阪府八尾市の菓子店・桃林堂の商品「五智果」が紹介されているが,特に由来などの記述はなし。
・野菜の保存法だったという観点,またその昔砂糖が薬として珍重されていたという観点から,保存食や薬の歴史の本を見るが,関連する記述はなし。
②作り方
保存食・漬物という観点から資料にあたる。以下の資料に,参考になりそうな項目があった。
『漬物歳時記』(一ノ谷アサ子 KKダイナミックセラーズ 1983)
199pゆずの砂糖漬,227pれんこんの砂糖漬
『おばあちゃんのお茶うけ Part2』(吉田文子 川辺書林 2004)
84pふきのお菓子作り
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- ビジネス
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000084904