レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/01/15
- 登録日時
- 2009/08/08 02:10
- 更新日時
- 2010/04/21 18:29
- 管理番号
- 10-2D-200906-03
- 質問
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解決
明治32年から明治40年頃の、円-ポンドの交換レートを知りたい。
- 回答
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「日本長期統計総覧 第3巻 貿易.国際収支.通貨.金融.保険.財政.国富.国民経済計算」 (日本統計協会、1988.1)
「明治・大正期日本経済統計総観 上巻 」 (並木書房、1999.10)に、明治期の為替相場の記載あり。
当時の補助貨幣との関係1ポンド=20シリング=240ペンスをもとに、換算可能。
- 回答プロセス
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1.商用データベース「ブリタニカオンラインジャパン」
小項目事典の“ポンド”の項によると、1971年までは、1ポンド=20シリング=240ペンス。
2.当館所蔵為替関連参考資料を調査
「日本長期統計総覧 第3巻 貿易.国際収支.通貨.金融.保険.財政.国富.国民経済計算」 (日本統計協会、1988.1)確認
10-11-a外国為替相場(明治7年~昭和18年)の表あり。(p104~)
年ごとの最高・最低・平均を1円につきシリング/ペンスで表記。
「明治・大正期日本経済統計総観 上巻 」 (並木書房、1999.10)
外国為替平均相場表(p414)に、明治7年~昭和3年の毎年の最高・最低・平均が、志(シリング)・片(ペンス)で表記されている。
3.日本の長期統計系列(http://www.stat.go.jp/data/chouki/index.htm )確認
外国為替相場は、昭和25年~平成17年の収録
- 事前調査事項
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明治期の資料に記載されている価格単位「磅」「磅・志」または「封」について宛字辞典等で確認したところ、
「磅」「封」はイギリスのポンドであり、「志」はシリングであることがわかった。
国立国会図書館の調べ方ガイドで、インターネット上では、明治期の為替レートまで溯れないことを確認。
- NDC
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- 金融.銀行.信託 (338 9版)
- 参考資料
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商用データベース[ブリタニカオンラインジャパン」
「日本長期統計総覧 第3巻 貿易.国際収支.通貨.金融.保険.財政.国富.国民経済計算」 日本統計協会、1988.1(当館書誌ID:0080128840)
「明治・大正期日本経済統計総観 上巻」 並木書房、1999.10(当館書誌ID:0000768047)
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商用データベース[ブリタニカオンラインジャパン」
- キーワード
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- ポンド
- シリング
- 明治期
- 外国為替相場
- 交換レート
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 統計
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000057001