レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年05月11日
- 登録日時
- 2018/09/20 15:24
- 更新日時
- 2018/12/19 14:37
- 管理番号
- 埼熊-2018-041
- 質問
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解決
「天保十二丑年五月廿ニ日矢部左近将監立合遠山左衛門尉申渡…」で始まる崩し字史料が活字化されている資料が見たい。
該当文書は、「天保撰要類集[16]第六 中 御触町触之部 五」に掲載あり。天保の改革と遠山金四郎に関連する資料である。
- 回答
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以下の資料を提供した。
『江戸時代の古文書を読む 天保の改革』(竹内誠[ほか]著 東京堂出版 2008)
p14-15に原文、p21に解読文・読み下し文、p25-32に解説がある。
また出だしの文言が多少違うが、質問文の翻刻に近い記述のある資料を提供した。
『江戸町触集成 第13巻(自天保四年至天保十二年)』(近世史料研究会編 塙書房 2000)
p379-381「一三三三五 丑五月廿ニ日遠山左衛門尉様、矢部左近将監様御立合ニ左之通被仰渡候(後略)」
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈御触書〉で検索する。
『江戸町触集成 第13巻(自天保四年至天保十二年)』(回答資料)
『幕末御触書集成 別巻 事項目録・編年目録』(石井良助[ほか]編 岩波書店 1997)
『御触書天保集成』以降の、天保8年より明治元年までの重要法令を幕府編纂の御触書の体裁を踏襲し、まとめたもの。編年目録のp237にある天保12年5月22日は2つの触書があり。
p237下段「12・5・22 1(原文は丸囲み数字)二一 享保寛政之御趣意遵守之儀町触之事」「12・5・22 5(原文は丸囲み数字)四六三九 天王祭礼幟神灯等ニ雑費懸間敷之事」
各巻にあたるが出だしが違う。ただし、「1ニ一」は出だしが違うだけで、内容は回答と同じ。
2 NDC分類〈210.5〉の棚を確認する。
『江戸時代の古文書を読む 天保の改革』(回答資料)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『江戸時代の古文書を読む 天保の改革』(竹内誠[ほか]著 東京堂出版 2008) , ISBN 978-4-490-20637-1
- 『江戸町触集成 第13巻(自天保四年至天保十二年)』(近世史料研究会編 塙書房 2000) , ISBN 4-8273-1123-4
- 『幕末御触書集成 別巻 事項目録・編年目録』(石井良助[ほか]編 岩波書店 1997)
- キーワード
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- 古文書-関東地方
- 御触書
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000242741