レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年08月16日
- 登録日時
- 2023/01/18 14:29
- 更新日時
- 2023/02/28 11:00
- 管理番号
- 中央-1-0021612
- 質問
-
解決
2001年に発覚した「外務省機密費流用事件」について書かれた書籍・新聞記事・雑誌記事等はないか。
当該事件を一番最初に指摘した記事等も教えてほしい。
- 回答
-
以下の資料を紹介した。
【図書】
・『外務省激震-ドキュメント機密費-』読売新聞社会部/著 中央公論新社 2001年
「写真と資料で追う 発端となった松尾事件」ほか全体的に関係記述あり。
・『検証病める外務省 不正と隠蔽の構造』小黒純/著 岩波書店 2002年
外務省の不正と隠蔽の構造について、機密費流用事件を中心にまとめている。
資料として、「松尾前要人外国訪問支援室長による公金横領疑惑に関する調査報告書」も巻末に掲載。
・『機密費』歳川隆雄/著 集英社 2001年
外務省機密費流用事件について、事件を生んだ土壌、事件が提示する数々の疑惑等を検証している。
・『日本の裏金 上 首相官邸・外務省編』古川利明/著 第三書館 2007年
p76~「4 森内閣にトドメ刺す外務省松尾の機密費流用」
・『完全新官庁情報ハンドブック 04 外務省』今藤悟/著 インターメディア出版 2001年
p59~外交機密費
p207~問題点
・『警視庁捜査二課-urban detective story-』萩生田勝/著 講談社 2008年
元警視庁警視の萩生田氏が自身の経験を語っている。
p231-264「第八章 外務省報償費流用事件」
・『こんな外務省は必要か? 調査報告書の欺瞞を暴く』小池政行/著 朝日新聞社 2002年
p29-61「第二章 不祥事の始まり」において松尾被告の機密費流用事件について記述している
・『外交の戦略と志 前外務事務次官谷内正太郎は語る』谷内正太郎/著 高橋昌之/聞き書き 産経新聞出版 2009年
p166-171 外交機密費流用事件
・『石つぶて-警視庁二課刑事の残したもの-』清武英利/著 講談社 2017年
当該事件についてのノンフィクション。ほぼ小説のような体裁だが、一部資料もあり。
p157 別表1:松尾克俊名義預金の推移
p319 別表2:外務省幹部職員による要人外国訪問を巡る内閣官房報償費被疑事件
p329 別表3:松尾克俊が機密費で購入した持ち帰り土産一覧
【雑誌・新聞】
雑誌、新聞記事データベースの検索結果を紹介した。
このうち、当該事件について一番最初に指摘した記事は、読売新聞の以下の記事と思われる。
・「警視庁捜査 外務省幹部 「外交機密費」流用か 口座に1億5000万円」
読売新聞 朝刊 2001年1月1日 1面
あるいは、疑惑段階の報道記事だと、以下の記事を一番最初の記事と考えることもできる。
・「徹底追及!第14弾 スクープ 外務省高官の「2億円」着服疑惑 「北朝鮮」「ペルー」一触即発渦中に何やってんだ!」『週刊ポスト』 1997年3月7日号 p36-41
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 行政 (317 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 外務省機密費流用
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000327552