レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/10/08
- 登録日時
- 2022/02/23 00:30
- 更新日時
- 2022/02/23 00:30
- 管理番号
- 北方 21-0061
- 質問
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解決
中学校2年生社会科地理分野「日本の諸地域」の北海道の地域的特色を学ぶ単元において、屯田兵や移住者が「血のにじむような努力」をして泥炭地を農地に変え、現在では多くの農産物の生産量が全国1位になっていることから次の統計資料を探しています。
①明治維新以降の屯田兵、移住者数の推移
②明治維新以降の農地面積の推移
- 回答
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①②
・屯田兵の総人数については、制度の始まりから終わりまでで「(沖縄、神奈川を除く45都府県から)七千三百三十七名(戸)、家族とも約四万人」とされている(『北の礎 屯田兵開拓の真相』 382ページ)。変遷を示すグラフは確認できず。
・移民と人口の増加については以下のグラフがある。
「人口の増加(一八六九~八六年)」(『新版 北海道の歴史 下』55ページ)=道内人口の増加を示す。
「移住(来住)者数の推移(一八六九~八六年)」(同書 56ページ)=道外からの移住者数の変遷を示す。
「耕地面積の増加(一八六九~八六年)」(同書 68ページ)=道内全体の耕地面積の変化を示す。
・グラフでなく「表」であれば、以下のものもある。
「北海道農業の変遷」(『新北海道史 第8巻』 1186ページ)=明治2年から昭和21年にかけての、道内の「総戸数」、「農業戸数」、「総人口」、「農業人口」、「耕地」の変遷が、ほぼ10年ごとに数値で記入されている。
参考資料として、回答資料4~8を紹介。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 7版)
- 参考資料
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- 1 新北海道史 第8巻 史料 北海道 北海道 1972 210.1/HO/8
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2 北の礎 若林 滋∥編著 小林 博明∥監修 中西出版 2005.9 393.9/KI -
3 北海道の歴史 下 関, 秀志(1936-) 桑原, 真人(1943-) 北海道新聞社 2006.12 210.1/HO/2-イ -
4 北海道農業機械化の歴史 第1巻 耕す 村井/信仁?著 農業技術通信社 2018.6 614.8/HO/1 -
5 屯田兵物語 伊藤 広∥著 北海道教育社 1984 393.9/I -
6 さっぽろ文庫 33 屯田兵 札幌市教育委員会∥編 北海道新聞社 1985.6 081.2/SA/33 -
7 屯田兵のうた 塩沢 実信∥著 北島 新平∥絵 理論社 1987.2 J393.9/SH -
8 屯田兵とは何か 有馬/尚経?著 幻冬舎メディアコンサルティング 2020.7 393.9/TO
- キーワード
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- 屯田兵
- 農業
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000312357