レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/07/20
- 登録日時
- 2023/10/13 00:30
- 更新日時
- 2023/10/14 08:52
- 管理番号
- 所沢富岡-2023-006
- 質問
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解決
アポロ11号が、月面に着陸したのはいつなのか。日付だけでなく、詳しい時間も知りたい。
- 回答
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『ファースト・マン 下』より「タッチダウンは、一九六九年七月二〇日日曜日、東部夏時間午後四時一七分三九秒(グリニッジ標準時二〇時一七分三九秒)だった。」
『月の記憶 上』より「ヒューストン時間の午後三時一七分、カリフォルニア州オリンダ時間の午後一時一七分。」
『人類初の月面着陸』より「一九六九年七月二十日午後四時十七分(日本時間で二十一日午前五時十七分)」
以上の記載がありました。
以下の資料に記載があります。
〇『ファースト・マン 下』 ジェイムズ・R.ハンセン/著 河出書房新社 2019年
〇『月の記憶 上』 アンドリュー・スミス/著 ソニー・マガジンズ 2006年
〇『<図解>月の神秘』 野本陽代/著 PHP研究所 1999年
〇『人類初の月面着陸』 主婦の友社 1979年
〇『3つのアポロ』 的川泰宣/著 日刊工業新聞社 2019年
〇『月へ』 ブライアン・フロッカ/作絵 偕成社 2012年
〇『人類が月を歩いた』 毎日新聞社/編 毎日新聞社 1969年
〇『大いなる一歩』 ニール・アームストロング/ほか著 早川書房 1973年
〇『人類、月に立つ 上』 アンドルー・チェイキン/著 日本放送出版協会 1999年
〇『ムーン・ショット』 アラン・シェパード/著 集英社 1994年
〇『われら月面に立つ』 講談社/編 講談社 1969年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『ファースト・マン 下』 ジェイムズ・R.ハンセン/著 河出書房新社 2019年
p.9-231 「第六部 ムーンウォーカー」の項目内
p.49-95 「第二三章 着陸」の項目内
p.94-95 「タッチダウンは、一九六九年七月二〇日日曜日、東部夏時間午後四時一七分三九秒(グリニッジ標準時二〇時一七分三九秒)だった。」と記載あり
2.後日調査の追加事項
(1)所蔵資料の内容確認
〇『月の記憶 上』 アンドリュー・スミス/著 ソニー・マガジンズ 2006年
p.27-62 「第一章 宇宙時代の到来」の項目内
p.33-46 「問題発生。鳴り響くアラーム」の項目内
p.46 「(前略)時刻は、ヒューストン時間の午後三時一七分、カリフォルニア州オリンダ時間の午後一時一七分。」と記載あり
〇『<図解>月の神秘』 野本陽代/著 PHP研究所 1999年
p.62-81 「第Ⅲ章 人類、月に立つ」の項目内
p.64-65 「一人の人間には小さな一歩だが、人類には大きな飛躍 人類、月に立つ」の項目内
p.64 「(省略)20日朝、ニール・アームストロングとエドウィン・オルドリンの2人が乗り込んだ月着陸船「イーグル」が、月の裏側でマイケル・コリンズの操縦する司令船「コロンビア」から切り離され、自力で飛行を開始。(中略)午後4時17分、1000秒ぶんあった降下用燃料があと30秒たらずになったところでやっと着地。」と記載あり
〇『人類初の月面着陸』 主婦の友社 1979年
p.83-106 「3 月面への第一歩」の項目内
p.84-90 「1 こちら<静かの基地>」の項目内
p.86「イーグルは着陸した(日本時間二十一日午前五時十七分四十秒)。」と記載あり
p.142 「解説」に「一九六九年七月二十日午後四時十七分(日本時間で二十一日午前五時十七分)、人類史上、はじめてアメリカの宇宙飛行士が月への着陸に成功した。」と記載あり
〇『3つのアポロ』 的川泰宣/著 日刊工業新聞社 2019年
p.181-234 「第6章 史上最高の遠征 冒険者、月へ行く」の項目内
p.203-221 「3 アポロ11号」の項目内
p.215 「一九六九年七月二〇日、日曜日。東部標準時間午後四時一七分四二秒。四六億年の静寂を過ごした灰色の月世界に、初めて人間が船に乗って降り立った。」と記載あり
〇『月へ』 ブライアン・フロッカ/作絵 偕成社 2012年
表紙側見返しに
「月着陸 アメリカ東部夏時間午後4時18分、<イーグル>は<静かの海>に着陸」と記載あり
〇『人類、月に立つ 上』 アンドルー・チェイキン/著 日本放送出版協会 1999年
p.271-332 「第五章 初の月面着陸 アポロ11号」の項目内
p.294-319 「2 荘厳なる荒涼」の項目内
p.294 「「静かの海」基地 ヒューストン時間午後三時一七分、打ち上げ後四日と六時間四五分」と記載あり
〇『ムーン・ショット』 アラン・シェパード/著 集英社 1994年
p.17-39 「1章 月面着陸」の項目内
p.37 「一九六九年七月二〇日、日曜日、東部標準時間午後四時一七分四二秒だった」と記載あり
(2)インターネット調査及び資料の内容確認
埼玉県内図書館横断検索をしたところ、下記資料が該当しました
〇『人類が月を歩いた』 毎日新聞社/編 毎日新聞社 1969年(埼玉県立図書館所蔵)
p.99-125 「人類、ついに月面へ」の項目内
p.100-104 「ほこりを立てて着陸」の項目内
p.101 「(前略)イーグルは着陸した。(日本時間二十一日午前五時十七分四十秒)」
p.108-115 「“静かの基地”からの発信」
p.108 「イーグルのアームストロング船長とオルドリン飛行士は日本時間二十一日午前五時十七分四十秒(以下すべて日本時間)着陸後」と記載あり
〇『大いなる一歩』 ニール・アームストロング/ほか著 早川書房 1973年(埼玉県立図書館所蔵)
p.7-17 「プロローグ/ここ飛行管制センターは静まりかえっている」の項目内
p.17 「着陸は、ヒューストン時間の午後三時一八分であった。(中略)ニューヨーク時間では四時一八分。(中略)オーストラリアの追跡局ハニーサックル・クリークでは、七月二一日午前六時一八分であった。(中略)しかし、歴史の本に記される日付は七月二〇日である」と記載あり
p.493-521 「解説 アポロ計画のすべて」の項目内
p.521 「アポロ月着陸飛行」に「7.21 05:17」と記載あり
p.523-530 「訳者あとがき」の項目内
p.523 「アメリカのアポロ宇宙船イーグルは、一九六九年七月二一日午前五時一七分(日本時間)、史上初めて月の「静かの海」に着陸した。」と記載あり
〇『われら月面に立つ』 講談社/編 講談社 1969年(埼玉県立図書館所蔵)
p.133-144 「ついに人類月に立つ」の項目内
p.141-144 「この一歩は偉大な躍進だ」の項目内
p.142 「(省略)ときに、七月二十一日午前五時十七分。地球を出発してから百二時間四十五分がたっていた。」と記載あり
p.147-150 「月への歩み・20世紀年表」の項目内
p.150 「一九六九年(省略)★七月二十一日(日本時間)午前五時十七分、アームストロングとオルドリンの乗った月着陸船イーグルは、人類史上初めて「静かの海」の北緯〇度三八分五〇秒、東経二二度三〇分一七秒の地点へ着陸に成功」と記載あり
3.以下の資料には記載がありませんでした
×『日本大百科全書 1』 小学館 1984年
p527-530「アポロ計画」の項目にアームストロング船長が月面に降り立った時間の記載があるが、アポロ11号が着陸した時間の記載なし。
×『月をめざした二人の科学者』 的川泰宣/著 中央公論新社 2000年
p.227-259 「第8章 月着陸とフォン・ブラウンの死」の項目内
p.231 「ついに月面に到達」の項目内
※「一九六九年(昭和四四年)七月二〇日、アポロ11号の船長ニール・アームストロング飛行士が、着陸船イーグルから月面に降ろされた梯子をゆっくり下っていた」とあるが、詳しい時間の記載は無し
×『アポロとソユーズ』 デイヴィッド・スコット/著 アレクセイ・レオーノフ/著 ソニー・マガジンズ 2005年
p.338-380 「第九章 月面着陸」の項目内
p.342 「一九六九年七月二〇日の午後」とあるが、詳しい時間の記載は無し
×『月へ』 ロッド・パイル/著 三省堂 2019年
p.92-99 「第15章 接触灯、点灯!」の項目内、月着陸船の分離から着陸までの経過が詳しく記載されているが、着陸日時についての記載は無し
×『ビジュアル歴史図鑑20世紀』 R.G.グラント/著 日経ナショナルジオグラフィック社 2013年
p.200-203 「宇宙開発競争」の項目内
p.201 「1969年7月20日 人類が月面に降り立つ(後略)」とあるが詳しい時間の記載は無し
×『新・映像の世紀大全』 NHK「新・映像の世紀」プロジェクト/編著 NHK出版 2017年
p.224-225 「人類は、史上初めて月に降り立った。」の項目内
p.225 「1969年7月20日」とあるが詳しい時間の記載は無し
×『人類の夢を育む天体「月」』 長谷部信行/編 桜井邦朋/編 恒星社厚生閣 2013年
p.18、p.31、p.54、p.56、p.59、p.90に「アメリカのアポロ11号が1969年7月20日に月面の静かの海に軟着陸」した旨が記載されているが、詳しい時間については無し
×『運命が変えた世界史 下』 フランク・フェラン/著 原書房 2022年
p.171-191 「20 彼らは月面を歩いた」の項目があるが、詳しい時間については記載は無し
×『アポロ11号』 ピアーズ・ビゾニー/著 河出書房新社 2009年
p.89-157 「アポロ11号のミッション」の項目があるが、発射から月面着陸、地球帰還までの経過が詳しく記載されているが、着陸日時についての記載は無し
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 航空工学.宇宙工学 (538 9版)
- 参考資料
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- ファースト・マン 下 ジェイムズ・R.ハンセン/著 河出書房新社 2019.1 289.3 978-4-309-46487-9
- 月の記憶 上 アンドリュー・スミス/著 ソニー・マガジンズ 2006.2 538.9 4-7897-2772-6
- <図解>月の神秘 野本陽代/著 PHP研究所 1999.5 538.9 4-569-60583-4
- 人類初の月面着陸 主婦の友社 1979.12 538.9
- 3つのアポロ 的川泰宣/著 日刊工業新聞社 2019.6 538.9 978-4-526-07985-6
- 月へ ブライアン・フロッカ/作絵 偕成社 2012.2 E 978-4-03-348240-8
- 人類、月に立つ 上 アンドルー・チェイキン/著 日本放送出版協会 1999.7 538.9 4-14-080444-0
- ムーン・ショット アラン・シェパード/著 集英社 1994.7 538.9 4-08-773198-7
- 人類が月を歩いた 毎日新聞社/編 毎日新聞社 1969 538.9
- 大いなる一歩 ニール・アームストロング/[ほか著] 早川書房 1973 538.9
- われら月面に立つ 講談社/編 講談社 1969 538.9
- キーワード
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- アポロ計画
- 月面着陸
- アポロ11号
- 宇宙開発
- 月
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000339690